ホーム > 企業情報 > SEI WORLD >2016年01月号(Vol.460) > グループ会社紹介

今月のグループ会社紹介 グローバルグループ

株式会社
ジェイ・パワーシステムズ
2001年に住友電工と旧日立電線(現:日立金属)の電力事業部門を統合し、電線、ケーブルのメーカとして事業を開始したのが(株)ジェイ・パワーシステムズ(JPS)です。現在、工事部門、営業部門、研究開発部門は住友電工に移管し、JPSが製品の製造・設計開発を担っています。
会社概要
名称
株式会社ジェイ・パワーシステムズ
設立年月
2001年7月
事業内容
送配電用電力ケーブル、架空送電線およびそれらの付属品など関連システムの設計、製造、販売、工事、および輸出
代表者
代表取締役社長 小泉 芳信

高品質・高機能・高信頼性の製品を製造しています。

400kV直流架橋ポリエチレンケーブル
400kV直流架橋ポリエチレンケーブル

当社は関西、関東それぞれに主要な製造拠点があります。

関西では、大阪事業所が、海底ケーブルと電力ケーブルの製造を担い、関東では茨城県日立市に、豊浦事業所(架空送電線製造)、日高事業所(電力ケーブル製造)、みなと工場(海底ケーブル製造)の3拠点で事業活動を展開しています。

当社製品は、発電所から変電所までの送電と、変電所から工場・家庭までの配電の両方を担っており、社会インフラを支えている責任感と、高品質な製品を作っている自負が、各事業所の現場に息づいています。

JPSでは、このマインドを軸にチームワークよく仕事に取り組んでいます。

アルミ線(インバー電線)
アルミ線(インバー電線)
地中送電用500kV直流架橋ポリエチレンケーブル
地中送電用500kV直流架橋ポリエチレンケーブル
PPLP®-MI直流海底送電ケーブル
PPLP®-MI直流海底送電ケーブル
JPSで働くスタッフ

架空線部  菅 伸明

架空線部 菅 伸明

約100名が勤務する豊浦事業所は、大企業の中の中小企業といった雰囲気があり、強い結束力が自慢です。団結して課題に挑む姿勢があります。

日高ケーブル部  樫村 栄作

日高ケーブル部 樫村 栄作

ケーブルを撚り合わせる工程とジョイント工程の監督を担っています。社会インフラを支える長大な製品を作っているというプレッシャーは、やりがいでもあります。

海外エンジニアリング部  中矢 陽介

海外エンジニアリング部 中矢 陽介

海底ケーブルの設計と海外顧客への技術営業を担当しています。プロジェクトを推進する中で、お客さまの声が届きやすい部署です。感謝状をいただくこともあり、多様な情報を製造と共有しています。

日高ケーブル部  佐藤 立樹

日高ケーブル部 佐藤 立樹

入社以来製造に携わっています。製造の全工程を理解し、どの工程を見ても仕事がわかるようなエンジニアが目標です。若手の意見も取り入れてくれる先輩方のおかげで、活気のある職場です。

日高ケーブル部  柴田 友代

日高ケーブル部 柴田 友代

購買のほかに課内庶務、部内庶務と取締役の秘書業務も担当し、忙しい毎日です。

最新プロジェクト

欧州向け大型海底ケーブルシステムを受注

英国National Grid社とベルギーELIA社の合弁会社NEMO Link Limited社から、両国を結ぶ高圧直流送電ケーブルシステムを受注しました。英国とベルギー間で建設が予定されている交流直流変換所を結ぶ連系送電線の建設プロジェクトで、全長は141.5kmにおよびます。このうちJPSは、直流XLPE絶縁ケーブルで世界最高電圧となる±400kVクラスのケーブルの設計・製造を担当し、工事・試運転などを経て2019年に引き渡しの予定です。欧州の重要な国家間連系線の建設に、初めてアジアのケーブルメーカが採用されたという点でも注目を集めています。

地域との交流

地元小学校の子どもたちが来場

毎年日立市立日高小学校の工場見学会の受け入れをおこなっています。垂直型絶縁押出ラインの1階でJPSの概要や電力ケーブルの製造方法の説明をして、8階で製造見学と展望場からの眺望を体験してもらいます。子どもたちの真剣な表情と笑顔あふれる見学会は、今後も継続していきたいと思います。


ページの先頭へ