2008年03月28日 09:07 沖縄訪問


 ちょっと前の話になりますが、沖縄に足を運ぶ機会がありました。
 3月上旬に沖縄と聞くと、特に財界の関係者でピンとくる方も多いと思いますが、この時期に行われるダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメントに合わせて、多くの財界関係者が、沖縄に足を運びそこで活躍されている様々な方々と交流するのを恒例且つ楽しみにしているのです。
 琉球放送とダイキン工業が主催するこの大会ですが、LPGA of Japan の新年度の公式戦スタートということで、華やいだ中にも競技にかけるプロの想いが伝わってくる大会で毎年熱戦となり、本年も横峯さくら選手がリードを守りきれず宋ボベ選手の初優勝で幕を閉じました。


 さて、このイベントに関して、沖縄の方々の傾ける熱意には本当にいつも感心しています。大会そのものについてはここでは触れませんが、前夜祭的なイベントでは、参加された様々な方々から、現在の沖縄の状況や今後の方向性、将来性などについて、大変に有意義な話を聞くことができました。
 沖縄県というと、とかく日本の南西端且つ特殊な地域性を持つイメージばかりが先行してしまいがちですが、景観やアミューズメントといった特色を活かした観光立国はもとより、人を始めとする様々な資源を有効に活用することで、是非とも新たな発展に繋げていって欲しいと心より願っています。
 一極集中ではなく、様々な都市・地域が特色ある発展を遂げる日本であれ、というのがわたしの持論の一つであることは以前にも述べましたが、沖縄はその先駆けとなって欲しいものですね。


 ところでこの大会はプロアマ戦が行われます。わたしも参加しました。
 同伴してもらった女子プロは米山みどりさんでした。昨年のディフェンディングチャンピオンですが、ゴルフは勿論人格識見も立派なプロであり、本年も活躍をお祈りします。わたしの成績はブログでは公表しないと宣言しましたので敢えて記しません。
 米山さんはトーナメントではプロアマ翌日の初日に出遅れて最終日の猛追むなしく18位でした。・・・・同伴者として少々責任を感じますね(苦笑)。

2008年03月24日 15:46 大相撲にて


 大相撲大阪場所が終わりましたね。優勝は4場所ぶりに朝青龍でしたが、会心の笑顔で賜杯を久し振りに受け取っていました。色々あっただけに感慨深いものであったでしょう。
 その抜群の能力は誰もが認めるところだけに、これを機会に一層精進して、誰もが認める大横綱となることを期待したいものです。説教臭くなって申し訳ないのですが、まだまだその土俵上での所作を見ていると、力量にふさわしいとは言えないような行為、どちらかというと「ワルガキ」みたいな動作が多いようにも見受けられましたので、敢えて苦言を申し上げる次第です。


観戦中の様子 と言いますのも、休日のテレビ観戦はもとよりですが、ある方からお招き頂いて、中日に枡席で実際に相撲観戦を致しましたので、その感想でもあります。


 相撲を生で見るのは独特の楽しみです。
 異形の力士が、花道を悠然と歩いて控えに入り、呼び出しの声に合わせて土俵に上がり、四股を踏み、塩を撒き、にらみ合ってを繰り返すうちに、みるみる上半身は紅潮し、鬼神が乗り移ったかのような形相に。


 立ち会い、両者頭でぶつかり合おうものなら、ゴツッという鈍い音が館内に響き、突っ張りや張り手の音に度肝を抜かれます。
 勝負が付いた後に、徐々に力士の姿から闘気が消え、上半身がすーっと白くなっていくさまは、実際に見ないとわからない相撲観戦の醍醐味ですね。


 贔屓の力士を応援し、人気力士の動きに笑い、横綱土俵入りに溜息をつき、熱戦に息を呑みしていると、あっという間に弓取り式まで終わってしまいます。   
 相撲は、見て楽しいスポーツであり且つ荘厳な儀式でもあります。比較的安い椅子席でも十分に楽しめますので、是非一度生の相撲を味わって頂きたいと思います。

2008年03月14日 09:05 地域と共生する(2)


 さて、日新電機の新しい塀がどうなったかを見てもらいましょう。


改修工事後 以前のものと比較して一新と言ってもいいのではないでしょうか。
 ステンレスのパイプを利用した柵とすることで、圧迫感が無くなり、道を歩いていく人も気持ちよく通り過ぎていくことができるのではないでしょうか。
 見た目、そして音や風、匂いなどを通じて、会社の雰囲気を伝えることができるようになったことはとても素晴らしいと思っています。


 わたしがこの新しい「見える塀」が気に入っている理由の一つは、この塀の雰囲気の良さとともに、実は敷地内の植栽にもその理由の一端が隠れています。


植栽写真 この二つの写真を見ておわかり頂けるでしょうか。敷地内に植えられている植物の名前を示す札が、会社の中からでも塀の外側からでもわかるように両方に備えられています。会社を訪れた人が、そして外を塀に沿って歩いていく人が、ふっと目を留めて、草木の名前を見て和んで下されば嬉しいですね。
 ちょっとした心遣いですが、会社と様々なstakeholderとの関係を考えるとこういった細やかな対応というのが本当に重要なことではないかと思っています。
 また、これ以外にも京都市が実施するパーク&ライド嵐山に協力して、昨年11月中旬の週末には、本社構内の駐車スペースを開放して、京都のイメージアップに一役買ったと聞いています。


 このブログの表題は、「地域と共生する」と大上段に振りかぶりました。会社にとって地域との共生とはもっともっと様々な次元で考えていくべきことであるのは間違いありません。
 しかしながら、前回北海道での活動などでも紹介しましたが、地元の人々に喜ばれる試みの一つ一つに意味があり、日新電機の、『この塀をきっかけに、一層地域の皆様に開かれた企業を目指す』との姿勢は評価できるのではないかと考え、グループ会社ではありますがここに紹介させて頂きました。

2008年03月11日 10:10 地域と共生する(1)


 大げさに言えば、これからの企業は地域共生を考えなければ継続して行くことも叶いません。昨今CSRという言葉で企業と様々なstakeholderとの関係の大切さが語られるようになりましたが、歴史的動乱を越えて何代にも亘り継続発展している企業には自然とこういう感覚が身に付いているように思います。
 我々住友グループも然りであり、常に企業の使命を考え、報恩の精神を持った経営を行うことにより、天下国家から地域、個人に至るまで様々なフェーズでの貢献を念頭に置いた事業運営が成されていると思っています。


 余談ですが、貢献の在り方として陰徳を施すという考え方があります。公私ともに言えることですが、陰徳を積み重ねていくことで見えざる手の力が末代まで広く清栄を与えてくれる、という全く非合理的な考え方です。
 しかし数世紀にも亘って繁栄する組織について考察してみると、あながち信じられないコンセプトではないと思ったりもするのであります。


 さて、地域との共生と聞いて皆さんが最初に思うことはなんでしょうか?
 今回は、その典型的なケースとして、住友電工グループのエネルギー分野での一つの核となる関係会社『日新電機株式会社』のちょっといい話を取り上げさせて頂きたいと思います。


 日新電機は1917年(大正6年)創立の歴史ある会社ですが特に1937年に本社工場を京都市内は右京区に定め、京都の名門企業として着実に発展を遂げています。
 受変電設備や各種制御システム、ビーム・真空装置といったエネルギー関係では独自の技術をもとにユニークな製品を送り出し世界的に評価されている企業であります。
 より一層の発展を目指していくためにTOBを行って、連結子会社とした経緯は、以前にこちらで詳しく申し上げました。


改修工事前 その日新電機が行った試みとは、本社工場を取り囲む古くからのコンクリート塀の撤去と新たにステンレス製の柵の設置による本社外周塀の改修工事であります。防犯機能重視一辺倒の隠す塀をやめて、周囲の環境にも配慮して、中から外が、外から中が見える塀にしたものです。


 この写真は以前の塀ですが、とある映画製作会社から「刑務所シーン」で使いたいという依頼があったという逸話(断った)があったほどで、地域に溶け込んでいるとはとても言い難いように見えますね。
 それがどうなったかは、次に廻しましょう。


2008年03月07日 09:15 日本経団連関西会員懇談会


 少々前の話になりますが、2/6に大阪のリーガロイヤルホテルにて、日本経済団体連合会の関西会員懇談会が開催されました。


 日本経団連については、皆さんもよくご承知のことと思いますが、日本を代表する企業や団体から構成される総合経済団体であり、「民主導・自律型の経済社会」の実現に向けて、企業の付加価値創造力の向上、その活動を支える個人や地域の活力の向上を促し、わが国経済ならびに世界経済の発展を促進することを使命としています。


懇談会風景 この関西会員懇談会は、御手洗会長以下トップの方々が各地方との交流・意見交換を行うことを目的に行われている懇談会の一つであり、関西でも半年毎に行われて、会員企業・団体から多数が参加し、種々懇談をおこなっています。
 今回も400人を超える規模の参加者があり、大変に盛会でありました。


 今回の懇談会は「成長創造~関西の潜在力を強化し日本の新たな発展につなげる~」をテーマに実施され、御手洗会長の開会挨拶及び年初に公表した提言「成長創造-躍動の10年へ」の概要説明に続いて、各副会長からの活動報告がなされました。
 その後に関西地区会員との意見交換ということで、5名が発言したのですが、今回はその1名として、わたしも発言を致しました。


発言時の様子 内容について詳細は記しませんが、「地域社会経済活性化」について考えるところを、端的に述べたつもりでいます。特に関西の活性化について、道州制も含め改めて考えをまとめていると、行うべきことは多いと痛切に感じるところでもありました。
 今回の懇談会の内容は、簡単にではありますが、日本経団連タイムスにまとめられて掲載されています。WEB上でもこちらで見ることができますので、参考にして下さい。


 関西経済だけに拘るつもりは毛頭ありませんが、当社グループのお膝元として本社を含め事業所も多いだけに、その成長や活性化には大いに期待しているところです。潜在能力を活用したダイナミクスの向上により、ますます世界的に魅力的な地域となるようにしたいものです。

住友電気工業(株)社長 松本正義

1944年生まれ、兵庫県出身。
1967年住友電工入社。中部支社長、常務取締役、専務取締役を経て2004年6月社長就任。
趣味はジョギング、読書、絵画鑑賞など。中学時代は野球、高校では柔道、大学では陸上競技のやり投げ選手としてインターカレッジ出場経験もある。

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