2008年08月27日 14:29 北京オリンピック閉幕


 北京オリンピックもついにその幕を閉じましたね。
開会式からして、大変にユニーク且つ大掛かりなものでしたが、その後CGによる花火の放映や子どもの口パク等ある意味「偽装」が表面化してしまい、名匠チャン・イーモウ監督の作り上げた壮大なスペクタクルも、結果として若干の批判を受けざるを得ない結果になったようであります。


 さて、オリンピック、全く見なかったという人はいなかったと思います。特に日本は時差が少ないので、リアルタイムで熱戦を見ることができましたね。 
 こうなると実際に中国に行くより、家での観戦が最高とテレビの前で釘付けだった方も多いでしょう。
 今回のオリンピックも数々の名勝負名場面を生み出してくれましたが、皆さんの印象は如何でしたでしょうか。
 日本選手団の金メダルは9個、いずれも素晴らしいものでした。
 ・男子柔道で、堂々連覇の内柴選手 お家芸の面目を保った石井選手
 ・女子柔道で、こちらも堂々連覇の谷本、上野両選手
 ・女子レスリングもお二人が堂々の連覇、吉田、伊調両選手
 ・水泳の北島選手の連続二冠には賞賛以外の言葉はいりませんね
 ・日本を感動させた上野投手の3連投、ソフトボールチーム
 こうやって結果を残したメンバーを見ると、やはり才能がある上に、さらに努力を人一倍に重ね、勝負への執念を強力に持ち続けた選手に微笑むということでしょうか。


 日本選手以外にも活躍が印象深い種目も多かったですね、世界中が瞠目したジャマイカの稲妻、ボルト選手の100,200mの世界新での圧勝や、アメリカの天才スイマー、フェルプス選手の五輪新8冠達成、あたりが筆頭でしょうか。
 しかし、世界新連発の陰に隠れていますが、「鳥の巣」と呼ばれる陸上競技場や水泳の舞台となった「水立方」などが、その記録の陰の立て役者であることも事実であり、人間工学、自然工学に沿った、中国の技術の驚異的な進歩を目の当たりにして驚きでありました。


 そして「やり投」競技について少々。
 日本の村上選手が決勝に進めなかったのは本当に残念でしたが、ノルウェーの貴公子トルキルドセン選手が五輪新記録で二連覇という結果でした。第5投目90メートル超の大投擲に対し、ピトカマキ選手は本調子が出ずに3位でしたが、実力ではいずれ劣らぬライバルの名勝負は、まだまだ続くことでしょう。


 出場した選手を筆頭に、世界中の国や人々が、この夏季オリンピックのスローガン「One World, One Dream」の実現に向かって進んでいくことを期待します。


 ところで、中国は北京オリンピックを皮切りに2009年中華人民共和国建国60周年の式典、2010年の上海万博の開催、2011年の中国共産党建党90周年の式典と国家的な事業が次から次へとつづいていくわけですが、是非バランスのとれた国家として発展していくことを祈念したいと思います。

2008年08月26日 09:18 住友電工グループグローバル表彰世界大会(2)


 3件の活動事例報告がなされたことは前回に申し上げましたが、それぞれが立派な発表であり、聞きながら大いに感心しておりました。そしてその中でも、幹部全員が異口同音に褒めちぎったのが、中国は恵州からエクセレント賞の代表として発表を行った女性であります。
 堂々とした発表振りは際だったものであり、発表内容を完全に理解し読み込んである自信からくる落ち着きと余裕は、その良く通る声と相まって、600人の聴衆を魅了しました。


発表の模様 聞けば、まだ弱冠17歳だそうで、その年ですでにワイヤーハーネスを製造する中国現地工場のラインのグループリーダーを任されているとのこと。
 初めての訪日を前にしての周囲のアドバイス、実際来日した後の感想や感謝なども交えた発表でしたが、本当に素晴らしい内容でありました。


 その後のパーティー等でも人気者の彼女は、私も含めてあちこちで話をして、ぐんぐん有益な知識と人脈を入手していたようです。その進取の気性があれば、これからさらに活躍してくれることでしょう。


「谢谢」「感谢」 住友電工が現地生産等の海外展開を本格的に始めて約40年、比較的早くに今日のグローバリゼーションを予見して、対策をとってきたのではないかと思います。
 結果として、海外での当社グループのプレゼンスは年々向上し、200社に届こうかという海外関係会社は、売り上げの4割を占めるまでに成長しました。
 発表した社員を含めて海外の優秀な人材が、当社グループで活躍するようになったことは喜ばしいことでありますが、その背景として、グローバル化を進め、その対策を的確に行ってきたことを忘れてはならないと考えています。


 当社グループの人材育成システムも年々充実してきています。世界中から、彼女のような優秀な人材が数多く入社し、その能力に組織的に磨きをかけて、きら星のごとくに育ち、当社グループの屋台骨を背負ってくれることを期待しています。

2008年08月22日 09:49 住友電工グループグローバル表彰世界大会(1)


 我々住友電工グループでは、このところ様々なセレモニーを開催していますが、その中でも最も重要であり、最大の大会である「住友電工グループグローバル表彰世界大会」がこのほど行われました。


表彰者と記念撮影 7月31日にグランキューブ大阪(大阪国際会議場)のメインホールで行われたこの大会には、世界各国から、表彰に関連した当社グループ社員が集合し、表彰に臨席した住友電工の経営幹部も含めると、全部で600人を超える出席者は圧巻でありました。
 さしもの国際会議場メインホールも参加者で超満員と言いたいところですが、実はこのホールは2000人超が収容可能の大規模施設ですので、1階部分にほどよく集中してもらって、開催致しました。


表彰式の模様 定刻通りに始まった大会は、前半は表彰の審査委員長である竹中専務の挨拶の後に、「グロリアス」賞、「エクセレント」賞、「インジーニアス・ダイナミクス」賞、「グロリアス・エクセレント」賞の4賞について、合計87件の表彰を行いました。
 わたしは、全ての表彰者に、自ら賞状や盾、副賞を渡しながら、ねぎらいの言葉を掛けて参りました。
 「ありがとう」「おめでとう」「Thank you」「Congratulations」「谢谢」「感谢」と、出来る限り母国語で伝えていると受賞者の顔が「ぱっ」と輝くことが多いですね。グローバル化というのは避けて通れない道筋ですが、こういう簡単にできるところからでも進めていきたいものです。


 表彰と記念写真の撮影が終わった後には、3件の活動事例報告が行われ、最後にわたしから簡単に当社グループの新中期経営計画“12 VISION”について説明を行って、表彰式は閉会となりました。


 国際会議場だけに、参加者全員が同時通訳機を耳にしての会合となりましたが、翻訳者の方もある程度は勉強されていたものとは思いますが、立て板に水のごとくなスムーズな通訳で、司会のF君も含めて流れるような進行であったと喜んでいます。

2008年08月19日 15:25 大企業病をしりぞける


 先日ある経営者の方と話しました折りに、企業経営の苦悩、特に大企業病と言われるような事例について、伺った内容について深く考えるところがありました。
 ビジネスルールやマニュアルに沿うだけの教条主義がはびこり、新たな変化に対応出来なくなっており、小さな稟議にも1~2か月を要するものがあるといった大企業病の症状には、経営者は悩まされます。
 当社グループではそのようなことは無いと信じていますが、新規分野への挑戦の進行具合や、安全、品質への取り組み状況などには、まだまだ満足とは言えない点も多く、全く危機感無しで大丈夫と断言するまでには参りません。


 私自身は、基本に忠実に、そして愚直に守り続けることを社員の皆さんには何回もお願いしてきました。そして基本の明確化のために、様々な形で職場に存在する「暗黙知」を出来る限り標準化し、マニュアル化することにより「形式知」として表面化して、グループ全体の底上げを図るとともに次の世代への知の蓄積を行っていくことこそが、今後の当社グループ発展に繋がるということを再三申し上げてきました。
 その方針は変わっていませんし、特に安全や品質については、これからも行うべきことが種々残っています。


 しかし、次に一歩踏み出すとすれば、変化する現実に既存体制が対応できていかない事態が到来してきているにも拘わらず、綿々と既存のルールを守り続けることの弊害をいち早く察知し、対応することが重要なのであります。
 但し、基本を変更するには関係者の納得性が無くてはなりません。手続きに則って早く変更をすることが肝要です。
 自分の仕事に常にポジティブな問題意識を持つことが緊張感をもたらし、改善を継続することにより、確立された組織の壁を打ち破る感性が研ぎ澄まされていくと思っています。
 発展して組織が大きくなればなるほど、事なかれ精神が蔓延し、「変化」を受け入れようとしない職場の雰囲気が、深刻な問題としてクローズアップされてくるわけですが、その萌芽が当社グループにも生まれていないかどうか、職場の隅々まで目を配り、問題が発見された場合は速やかに適切な対策をとって行きたいと思います。


 大企業病対策に特効薬はありませんが、経営幹部が自ら三現主義を貫き、特に現場の隅々まで熟知すれば、そのような事態にはならないと考えます。
 リーダー層は、健全な問題意識のもとに現状を把握する感性を養ってもらうとともに、決して大企業病に陥らないように、しっかりと各職場を熟知して、風通しが良く、チャレンジングな組織作りを行って下さい。

2008年08月08日 15:41 今年も夏期休暇に入ります


 大阪では暑い日が続きますが、雷や豪雨なども多く、不安定且つ極端な天候です。皆さんは、いかがお過ごしでしょうか。 
 夏期休暇のシーズンですね。次週は、わたしもお休みを頂き、英気を養ってまいります。
皆さんもお身体には十分留意して、お元気でお過ごし下さい。

住友電気工業(株)社長 松本正義

1944年生まれ、兵庫県出身。
1967年住友電工入社。中部支社長、常務取締役、専務取締役を経て2004年6月社長就任。
趣味はジョギング、読書、絵画鑑賞など。中学時代は野球、高校では柔道、大学では陸上競技のやり投げ選手としてインターカレッジ出場経験もある。

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