2008年12月26日 15:13 皆さま、良いお年を


 松本です。 
 2008年は本当に変化の激しい年でした。
前半の好調が秋口より一変し、特に10月以降、市場から潮が一斉に引き上げてしまった感があります。このままどこまでこの状況が続くのかと不安に感じておられる方が多いのではないでしょうか。
 しかしながら、私は、必ず「陽はまた昇る」ことを信じておりますし、そうしていかねばならないという使命感のようなものを感じています。
カラ元気と言われないように気をつけていますが、リーダーに元気がなくなったらおしまいです。新しい2009年を実り多いよい年にできるよう張り切っていきたいと思います。


 おかげさまで、このブログも、アクセス件数が昨年対比で30%増加したとのこと、また、会社のホームページへのアクセス件数も10%程度増加したとの話を事務局から聞きました。来る新年も皆様と楽しい交流ができることを楽しみにしています。


 さて、社会や経済に激震を与えた2008年もあと残り5日となりました。会社は明日27日から休みに入ります。新年は1月5日から仕事始めになりますので、今回は9連休と長いお休みになります。来るべきチャンスにそなえ、充電することも大事です。このブログも、この間はお休みにします。
 この年末年始を利用して、私も、いろいろ当社グループの方針や戦略、そして具体的な次の一手を考えたり、新年早々に幹部の皆さんへの要望等をじっくり練るなど、有意義に過ごしたいと思います。


 それでは、皆さまも、しっかり骨休めをしていただき、どうか良いお年をお迎え下さいますようお願いします。

2008年12月24日 16:04 同好会タウンミーティング


 先日、当社グループの主要なスポーツ同好会の監督を集め、同好会タウンミーティングなるものを開きました。私の大好きな陸上をはじめ、野球、バレーボール、テニス、サッカーといったスポーツの面々で、当社グループの主要拠点である、大阪、伊丹、横浜、東京、栃木の各事業所から11名の監督に集まってもらいました。


 私は、常々、社員の皆さんに、会社を仕事の場だけではなく、スポーツや趣味などインフォーマルな活動の場としても大いに活用し自己実現を図って欲しいと願っています。こういった活動を通して、相互のコミュニケーションが円滑に進み、会社での日頃の業務もうまくまわっていくと信じています。
社員の幸福度、満足度があがれば、仕事の面でも大きな成果を出してくれると信じているのです。


 今回は、集まってもらった11名の皆さんから、同好会の目標や活動をする上での課題、問題点、会社への要望事項をいろいろと聞かせてもらいました。この前ブログで紹介しましたように、日本の頂点を目指している9人制バレーボール部や、伊東浩司氏にコーチに来ていただいて指導を受け、今後の活躍を大いに期待している陸上部の話や、少ないメンバーで何とかやりくりして大会に参加しているチームの実情にも触れることができました。
グランドや体育館などの練習環境や、選手の補強、トレーナーがいないなどの切実な問題や課題についても意見交換することができ、私にとっても監督の皆さんにとっても、有意義な時間を過ごすことができたのではないかと思います。


 それぞれ、家庭もあり、地域社会もあり、その上、仕事と同好会にと、勤務時間後や土日の休みも犠牲にした多忙な生活を送っている皆さんですが、好きなことをできること、それこそが人生の至福であろうと思います。
 私もできるかぎりの応援をしてやりたいと思いますので、監督、選手の皆さんは、これからも、アスリートとしての能力、技術の向上とその育成、そして、大会での成果を目指して練習に精進して欲しいと思います。

2008年12月19日 10:15 生駒の経営幹部研修にて


 先週末、一泊二日で、当社の生駒セミナーハウスにおいて、経営幹部研修アクションラーニングの最終報告会に参加しました。この研修は、SEIユニバーシティの一環として2005年度からはじめており今期で4期目になります。私はいつもこれを楽しみにしています。


 当社のアクションラーニングは、住友電工グループ内の新進気鋭の執行役員や部門長を対象とした実践型の研修です。まったく異なる部門から集まった5名程度を一つのグループとして、各グループにその時々の経営に関わる重要テーマを与えます。グループのメンバーは全国に散らばっており、通常の業務もこなしながら、テレビ会議や場合によっては土日に集合するなど、足かけ6ヶ月にわたり精力的に課題に取り組みます。日頃交流のないメンバーが集まりコミュニケーションすることでグループ内の結束力が高まり日常業務でもシナジー効果が出てくるところもこの研修の良いところです。もちろん、検討のための活動費用も与えられます。
 また、実践型と申し上げましたが、その理由は、提案は単なるケーススタディに終わるのではなく、有益な提案は更に検討を深め、実際の経営施策に採りあげているからです。これまでも、「モノづくり力強化(テクニカルトレーニングセンター開設など)」「社内活性化(グループグローバル表彰など)」「事業環境変化への対応(リスク管理室の設置など)」といったさまざまな施策につなげてきました。
 そういう点もあり、指名されたメンバーはいいチャンスを与えられたと、懸命なようです。専門外のテーマに対して新鮮な視点で議論を尽くし、私をはじめとする経営幹部に対して、独創性のある提言、提案を行おうという意欲に満ちた姿が見られます。出てくる意見、提案はユニークで聞いているだけでも楽しいものです。


研修風景 今回のテーマは、「地球温暖化に対する対応策」「マーケティング・営業力の強化」「総原価低減への取組み」といった永続的な経営課題や、「アフリカビジネス」「ライフサイエンス」といった新ビジネス、新事業領域についての検討、そして「各事業本部が描いている12ビジョン(経営計画)に対する新付加価値の創造」として、現下の経営の方向性、課題の再点検を行うといったものでした。その最終報告会を迎え、それぞれに新しい切り口の提案が出てくることを大いに期待していました。


 皆さんに具体的な内容をご紹介できないことは残念なことですが、私自身、今回も2日間にわたり、有意義で実りあるディスカッションができたと感じました。特に、「各事業本部が描いている12ビジョンに対する新付加価値の創造」というテーマでは、それぞれ、異分野のメンバーから客観的な視点を通して各事業本部の描くビジョンに対し、いくつもの新たな提言がありました。
 私の頭の中でも、ふだんからおおよそ、そういう方向だろうということは、整理はしているつもりですが、意見を聞いていて、自分の考えの整理が進み、一つの姿に昇華していくようなケースがあります。そういう提案は、報告会のその場で、更に深掘りの検討を行うよう関係の経営幹部に頼んでいます。
 また、思わぬ提案、少々奇抜な感じを受ける意見が出ることもありますが、新技術・新事業というのは、そういった違った視点からブレークスルーされることがあります。提言に関係する各本部・部門では、出てきた貴重な意見について専門家の立場からの再検討を行い、次なる事業発展の足がかり、突破口として大いに活用してもらいたいと思います。


 さて、昼間の報告会も良いものでありますが、議論を尽くした後で役員と部門長とが酒を酌み交わして親密なコミュニケーションの機会を持つことの意義も大きいものがあります。昨年とは様変わりした経営環境になってきましたが、どんな荒波も、皆で徹底的に議論して方向性を定めがっちりとタッグを組んでいけば乗りきれないものはないと考えています。私も、大いに刺激を受けることができました。少々強がりなところがあるかもしれませんが、どんなことでもドンと来いといった気分になれた生駒での研修でした。

2008年12月12日 09:22 住友電工大阪バレーボール部、櫻田杯優勝


左から岸本選手、三宅監督、私、東選手、池ノ上キャプテン、後藤コーチ 当社大阪製作所の男子9人制バレーボール部が全国大会で優勝し、三宅監督、後藤コーチ、池ノ上キャプテン、東選手、岸本選手(いずれも当社社員)が、勝利報告に来てくれた時のことを話したいと思います。メンバーは写真を見てもらったらわかるように、並んで写る私との背の違いは明瞭で、中には190センチを越えるものもおり、社内でも目を引く存在です。社長の私に会うということで緊張した顔をしていたように思いましたが、皆、胸を張って私の質問に答えてくれ頼もしく感じました。


 ここで、ちょっと、PRをかねて読者の皆さんに大阪製作所のバレーボール部についてご紹介をしようと思います。9人制バレーボールの全国レベルの大会は、7月の実業団選手権大会、10月の国民体育大会、11月の全日本総合選手権大会、そしてシーズン最後に12月の櫻田記念実業団選抜大会(櫻田杯)と4大会あります。
 今回の勝利報告は、先日の12月6日(土),7日(日)に新潟県の長岡市で行われた第23回櫻田杯で全国大会では06年の全総合以来、櫻田杯としては10度目の優勝を果たすことができ、久方振りに選手たちからうれしい報告が届きました。当チームは、9人制の世界では、国内トップクラスの実力を備えていると自負していますが、実績でも97年から2006年まで10年連続で毎年、先ほどお話しした4大会のうち、いずれかの大会で優勝を果たす強豪です。しかし、残念ながら昨年度は、一つもタイトルもとることができず、無冠で終わり、その記録がストップしてしまいました。聞くところによると、昨年末は監督もキャプテンも責任を感じて、辞めると言っていたようですが、捲土重来、厳しい練習に励み心身を鍛え直し、チームワークを磨きあげ、今年最後の大会で無念を晴らすことができ、大満足のようでした。


優勝トロフィーを囲んで談笑中 先ほど、国内トップクラスという話をしましたが、実は、3年前の櫻田杯で優勝し、翌06年4月に韓国で開かれた日韓交流戦に日本代表として出場し見事優勝しましたので、その実力はアジアでもトップクラスということでしょうか。もしも9人制バレーボールの世界大会が開かれたら、かなり上位にいけるのではないか勝手に考えています。


 選手たちはプロ選手ではありませんので、日頃は、普通通りの仕事をこなし、仕事の終わった定時後や土日に練習をしていると聞きます。また、中には昼夜交代勤務もおり、夕方練習をしてから夜勤に入るメンバーもいます。日頃の体調管理には心をつかっているのだろうなと感じ入りましたが、住友の事業精神に「萬事入精」という言葉があり、仕事だけでなく日常のこと全てに誠心誠意あたることを社員に求めている、今回の成果は、その実践があってこそのものと頼もしく感じました。

  
 最近は、下り坂の事業環境の中、あまりいい話がありませんでしたが、陸上で現役を自称している私と同様、日頃から身体の鍛練を通し、まさしく「文武両道」を歩む選手たちにエールを送ることができ、明るい楽しい時間を過ごすことができました。


■住友電工 バレーボール部Webサイト

2008年12月04日 08:45 第2四半期決算とIR


 既に公表しております通り、10月31日に、当社08年度第2四半期決算を発表致しました。
 残念ながら、上半期としては、6年ぶりの前年同期比減益となりましたが、これは、年初公表の上期予想値と比較しますと、営業利益だけは未達という水準であります。
 しかしながら、今年度の業績見通しについては、売上高も純利益も引き下げており、年初公表の業績予想をそれぞれ修正公表しています。すなわち、下期の業績は残念ながら下ぶれすると予想したということであります。
 発表以来1か月が経過しましたが、日々伝えられる、政治そして社会経済の状況は、昨年度までの上昇基調・拡大基調とは様変わりしており、全世界がリセッションに足を踏み入れたと言っても良いような状況下であります。
 昨年の秋以降のサブプライム問題以降「米国の金融証券危機は、グローバル実体経済に悪影響を与える」と警告してきたことが、不幸にして短期間でそれも最悪のシナリオとして現実味を強めています。
 当社グループにとっても正念場であり、通期業績予想公表値のクリアというハードルが高くなってはいるものの、全グループ社員の精一杯の頑張りで、当面は徹底的に企業体質を強化することで乗り切って行かねばならないと考えています。


IR説明会の模様 そして、恒例のアナリストの皆さんに向けたIR説明会は、いつもの通り当社の東京本社で行いました。多くの方々にご来社頂いたことを感謝します。
 私から、2008年度の上半期の決算と今後の見通しについて、中期計画「12 VISION」と重ね合わせながら説明するとともに、決算内容について経理担当の稲山常務取締役より補足説明、そして、当社グループのトピックスとして、情報通信・システム事業本部の現状と戦略について、田中常務取締役事業本部長よりプレゼンテーションを行いました。
 様々な課題はあるものの、このセグメントは大きく発展する可能性、つまり将来的、潜在的な成長力に満ちていると信じています。その萌芽はこの時期にも見えており、幾つかの製品や技術は、ビジネスチャンスが膨らみ引き合いも盛んです。当面の当社グループを牽引する力として、早期の拡大成長に向けて取り組んで行き、12 VISION達成時には大きく規模を伸ばした形にして行きたいと考えています。


 質疑応答では、アナリストの皆様から多くのご質問を頂戴しました。当然のことながら、この世界的リセッションの中で当社がどのような状態に置かれ、適切な対策をとっているかどうか、独自の詳細な分析をもとに厳しくクールな質問が続きました。 
 いつもは、景気よく気持ちよくお答えするところですが、こういう後退局面では後ろ向きの回答も増え、また正直なところ周囲の環境が不透明な現況下では、答えるのに困るような質問もありましたが、それでも、例によって逃げることなく、住友の事業精神に則り、正々堂々、愚直且つ真摯にお答えしたつもりです。


 なお、このIR説明会の模様は当社のホームページの中に、上記質疑応答部分を除いては、決算説明会として公開していますので、是非その雰囲気を見て頂きたいと思います。

住友電気工業(株)社長 松本正義

1944年生まれ、兵庫県出身。
1967年住友電工入社。中部支社長、常務取締役、専務取締役を経て2004年6月社長就任。
趣味はジョギング、読書、絵画鑑賞など。中学時代は野球、高校では柔道、大学では陸上競技のやり投げ選手としてインターカレッジ出場経験もある。

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