2009年04月30日 17:03 活動に感謝、安全、環境、品質、事務品質の合同大会


 私は、S(安全)、E(環境)、Q(品質)、C(コスト)、D(納期)、D(開発)はメーカーの生命線であり企業の優勝劣敗を分ける鍵だと、ことあるごとにその重要性をグループ内で訴えています。
 そのレベルアップのためには、各部門が抱える様々な課題や問題点に対して、生産技術、研究、営業、コーポレートの関係各部門と緊密に情報を共有し、解決に向け一体となって注力することが大切であると確信し、社長就任以来、年2回、春と秋に全社的な情報交換の場を開催しています。
 その11回目となる「安全、環境、品質、事務品質」の全社合同大会を、先日、伊丹製作所で開催しました。各事業本部の2008年度活動実績のレビュー、そして2009年度に向けての各本部長による決意表明があり、取り組み方針や活動の進め方等についての報告を受け、しっかりと情報共有、意見交換をしてきました。

 
 11回目ともなると各本部での取り組みも、それぞれに創意工夫し、着実に成果もあがってきていますが、安全や品質の最終目標は、「ゼロ」であり、そういった点では、永遠に続くテーマであり、繰り返し且つマンネリ化しないようにキャンペーンを行う必要があると感じています。
 また、難しい話になってしまいますが、これらの対策には、原則論と方法論があり、原則をうまく具体的かつ実施可能な方法に導き、それを粘り強く継続させる精神論へと昇華させるための教育、研修を繰り返すことが不可欠です。
 また、トップの迫力、リーダーシップも欠かせません。


 今回は、環境についても、省エネ活動、ゼロエミ推進活動、化学物質管理活動といった主だった活動の進捗状況の報告も受け、ROHS指令やREACHに対応した管理体制に抜かりはないかなどを確認しました。環境問題の高まりの中、気を緩めずに目標を高く掲げて取り組んでいってもらいたいと思っています。


 事務品質活動においても、執務書、BRなどのマニュアル整備、改善活動を通じた事務基盤整備など、地道な活動に、社員の皆さんが知恵を出し合い細かな工夫を積み重ね、事務ミス撲滅、コスト削減に取り組んでいる真摯な報告を伺いました。


 全ての報告が終わり、一人一人が地道な活動を継続することで会社は成り立っているということを改めて実感させてくれる一日でした。今日一日、皆さんの真摯な取り組み発表を聞いて、本当にうれしく感じましたし、すばらしい勉強をさせてもらい力が湧いてきました。
 最近、世の中は大変厳しい状況が続いていましたが、今日の3つの大会を終えて、改めて「一隅を照らす。すなわちこれ国宝なり。」と感じました。

2009年04月30日 13:54 ゴールデンウイークは骨休め


 今年のゴールデンウィーク、私は5月1日から6日までの6連休です。
 皆さんの中には10連休を超える人もおられると思いますが、中には連休を利用して高速道路で遠出される方も多いと思います。今年は、例年以上の交通渋滞が予想されています。特に長時間運転時は休養を十分にとり健康管理に注意して、マナーを守って、安全運転を心がけましょう。楽しい休みも台無しになってしまいます。
 一方、私は、海外出張にも行かずじっくり骨休めに専念するつもりです。
ひとつ、楽しみは、久方ぶりに野球観戦に行くことです。私は、一応、地元でもあり阪神ファンです。選手の皆さんの活躍を期待しています。
 それでは、読者の皆さん、連休明けも元気でお目にかかれますよう、ご安全に!

2009年04月28日 13:15 第318回USフォーラム


 先日、社外の皆さんが集まる勉強会で講演をしてきました。
 きっかけは、取引先の経営者から依頼を受けたものでしたが、官界・経済界の明日の指導者の育成、ヒューマンネットワーク、変革集団づくりが目的とのことで、それなら一肌脱ぎましょうということで引き受けることにしました。
 この「USフォーラム」は、1984年に開始、今回で318回目、政官民の私もよく知った方々が講師をしており、当社OBの亀井が1回、川上が2回、話をさせていただいたことがあるようでした。


会場風景 形式ばる必要なく自由に話して下さいということでしたので、「この大不況に思う-幾多の不況を乗り越えて」のテーマで約1時間話させてもらいました。 
 海外勤務の思い出に始まり、住友事業精神の真髄である「萬事入精」、当社グループの新中期経営計画「12VISION」、「事業は人なり」経営の基本である人材育成、これまでの不況時における構造改革の取り組み、そして、今回の大不況を乗り越えるためグループ内に号令をかけ取り組んでいる3つの全社方針「身の丈にあった組織・コスト構造の再構築」「内部固めの拡大と深耕」「教育再武装運動の強化」についてなど、社長として心がけてきたことも交えながらざっくばらんに話しをさせてもらいました。


講演中の私 皆さんから反響のあったことを一つ紹介しましょう。
 企業経営には、バランスが難しいところですが、行き過ぎた「選択と集中」よりも組織のDNAをベースとした「多様化」が大切という話です。少し前「選択と集中」が流行りましたが、結局、推し進めた会社はうまくいっていないところが多いように思います。私の7代前の北川社長は、私が会社に入る前から「多様化」が大切と言って多角化を進めました。お陰で、当社は電力ケーブルに始まり、通信ケーブル、光ファイバー、そして自動車部品へとこれまで世の中の流れにうまく乗ってこられました。いかに保険をかけるか、未来を見通し自らの組織に合った「多様化」を図るかが経営にとって大切なことです。
 とはいえ、今回は出口が見えない状態、「超電導」も時期尚早。こんな時は、人材が競争力の源泉、人材の育成こそ、大切だと思っています・・・といった話をしました。

  
 集まった皆さんは官庁や企業から推薦を受け又は自主的に参加されている役員や管理職の方々で、約1時間にわたり多くの質問をいただき楽しく質疑応答をさせていただきました。


 さて、最後に、フォーラムの後日談をほんの少しだけ披露します。
 集まってもらった130名ほどの皆さんに有意義に感じてもらえたかどうか気になっていましたが、この週末、受講アンケートがUSフォーラムから届きました。更に、多数の方々から自筆の礼状をいただきました。内容を拝見、ほんのちょっとお役に立てたようで、こちらもうれしくなりました。皆さんへは、今後のご活躍を祈念することで返礼とさせていただきます。
 「お互いに頑張りましょう」

2009年04月21日 09:35 将来の自動車は?100年の大転換期


超電導電気自動車 将来の自動車はどうなるのか?市場としては中国やインドなど新興国をはじめ世界的には今後も拡大が見込まれるものと思われます。一方「自動車」そのものについては、現在のガソリン車に替わって、ハイブリッド車(HV)、電気自動車(EV)、水素を使う燃料電池車など、二酸化炭素の排出が少なく、環境への負荷が小さい次世代自動車へと移行していくと言われています。
 ふり返ると、自動車が誕生した黎明期には、蒸気自動車のほか、HVやEVも自動車の主役を競っていましたが、20世紀初頭、ガソリンエンジンの急速な発達、普及により表舞台から姿を消し100年が経過。地球環境保全に対する世論の高まり、そして金融危機と世界同時不況への処方箋として所謂「グリーン・ニューディール政策」を各国が打ち出すなか、その存在が再び脚光を浴び、自動車産業の行方は大きな転換期を迎えたようにも見えます。
 EVが主役になるためには、コストの他、走行距離、電池の寿命、充電時間、充電インフラ整備など、まだまだ解決しなければならない課題が多く、直ぐにはガソリン自動車が主役の座を明け渡すことにならないと思いますが、HVやEVは徐々に増加し、また軽量化による低燃費の実現やリサイクルしやすい設計や材料の開発など、環境対応は今まで以上に加速していくことでしょう。


 当社グループは、中期経営計画「12VISION」で、自動車、電線・機材・エネルギー、情報通信、エレクトロニクス、産業素材の5つの事業をバランスよく成長させることを目指していますが、自動車の将来に明確なビジョンを持つことは、今後の成長発展のための鍵になってきます。
 先日特許庁発表の特許出願技術動向調査よればEVやHVなど次世代自動車技術である「電気推進車両技術」分野では7割が日本からの出願で他国より優位に立っているとのニュースがありました。
 分類は異なりますが当社グループも年間3000件超の国内出願件数のうち約4割が自動車関連特許です。日頃からカーメーカーと情報交換、技術交流など動向把握に余念はないつもりですが、厳しい経営環境下でも新技術、新製品などの研究開発については継続が肝心、次世代自動車においても5つの事業のシナジーにより他社に負けない新製品開発に向け社内研究陣にはっぱをかけています。


 ちなみに写真は、昨年試作した超電導モーター搭載車、その実用化にはまだまだ時間がかかりますが、自動車をはじめとする移動体への超電導技術の開発にも注力中です。

2009年04月13日 09:15 ニュースレター「SEI WORLD」をリニューアルしました。


 今回は事務局からの依頼で、ニュースレター「SEI WORLD」についてご紹介します。


SEIWORLD表紙 「SEI WORLD」は、当社の事業活動をお客様やお取引先の皆様方にご紹介するPR誌として1977年10月に誕生しました。その創刊号には、当時の亀井社長の『当社の製品を販売していただいている代理店・特約店や問屋の方々あるいは広く当社の事業にご協力願っている関係会社の方々に、当社の事業全般に関する活動状況を随時お知らせすることにより、一層ご認識を深めていただくと共に、当社と皆様とが一体となって総合力を発揮し、相共に繁栄するための紐帯ともなればとの考えから発刊したもの』との巻頭言にスタートの心が印されています。
 この32年の間に、当社の連結売上高は約5倍、連結子会社は7社から約300社へと、当社グループの事業領域や事業を展開する国・地域の拡大に伴い、Stake Holdersの方々も増え、CSR活動も進展しています。
 そこで、製品・技術情報に加え、当社グループの事業活動全般、すなわち「Glorious Excellent Company」の実現に向けた取り組みを積極的に発信し、Stake Holdersの皆様とのコミュニケーションのさらなる深化の一助となるよう、2009年4月号より住友電工グループ ニュースレター「SEI WORLD」として一新しました。


 妙齢の女性社員の声を採用し、デザインは雑誌風の視覚に訴える、ソフトなものになっています。また、表紙は、特集記事と連動して毎月新たなイメージにしていくようです。因みに4月号では、「住友電工グループ ビジネスフィールド」と題した特集記事で、当社グループの製品が社会の様々フィールドで活躍する様子を紹介しており、表紙にはジオラマ風に加工した本社周辺の街並みを使用しています。

 今後とも「SEI WORLD」が、Stake Holdersの皆様との紐帯となるよう、充実を図っていきますので、ご愛顧のほど宜しくお願いします。


※「SEI WORLD」は当Webサイトにも掲載していますので、是非一度ご覧頂きますようお願いします。(事務局より)
■「SEI WORLD」 URL:http://www.sei.co.jp/company/sei-world/

住友電気工業(株)社長 松本正義

1944年生まれ、兵庫県出身。
1967年住友電工入社。中部支社長、常務取締役、専務取締役を経て2004年6月社長就任。
趣味はジョギング、読書、絵画鑑賞など。中学時代は野球、高校では柔道、大学では陸上競技のやり投げ選手としてインターカレッジ出場経験もある。

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