2009年12月28日 15:01 年末のご挨拶


 激動の2009年もあと残すところわずかになりました。


 今年を振り返りますと、世界同時不況の荒波の中、当社グループは、急激に縮小する市場対応と、このパラダイムシフト後の成長に向けた布石の両面対応に、あらゆる手だてを打った1年でありました。SEQCDD活動や新製品の開発・拡販等の取り組みにも一定の成果も出つつあり、皆さまのご支援、ご協力には本当に感謝しております。


 来年も、円高の恒常化に加え、原油、銅などの資源価格の高騰など懸念材料もあり、経済の自律回復にはまだ時間が必要と思われ、不透明な経営環境が続きそうですが、グループ一同、誠心誠意取り組むことでStake Holdersの皆さまのご期待に応えていきたいと考えています。


 さて、その激動の年もようやく今日で仕事納め、私も明日29日から1月3日までお休みをいただきます。今年はこれまで忙しかった分、ゆっくりしたお正月を迎えたいものです。 

 
 と言っても、当社グループは、日本を含めアジア、アメリカ、ヨーロッパを中心に世界30数カ国に500社近いグループ会社を抱えグローバルに事業展開しており、日本はお正月でも、重要な情報は時々刻々と入ってきますので、なかなか気が休まる日はありません。また、新年、会社が始まりますと、挨拶回りなどで忙しくなりますので、この休みは、遠出はしないで自宅で過ごし、新年の事業戦略などをじっくりと練りたいと思います。


 皆さまにおかれましても、よいお年を迎えられますことを、お祈り申し上げます。

2009年12月28日 10:00 モノづくり特別講演会を開催


 先週、横浜製作所にてモノづくり特別講演会を開催しました。講師には、東北大学未来科学技術共同研究センターの大見忠弘教授にお越しいただきました。すでにご存じの通り、大見先生は半導体電子工学の第一人者で、2003年には紫綬褒章を受章されています。米インテル社も教授が開発された「ウルトラクリーン化技術」を採用し今の成功があるといわれています。

 
 講演会でお話しいただいた具体的な内容は控えさせていただきますが、当社グループのSEQCDD活動の強化に向けて、研究開発、製造・生産技術を中心に参考になる考え方、アプローチ等、を貴重なご経験をもとに事例を交えてご紹介いただきました。あくなき探求者の自信に満ちたお話ぶりに強い印象を受けました。従来の価値基準を覆すほどの革新的なラディカルイノベーションのためには、理論的なことは勿論ですが、プロセスを追求する場合もそれに用いる材料まで、多面的に徹底的に突き詰める必要があるとの言には改めて感銘を受けました。


 お陰様で、当社の技術者は大いに啓発されました。年末のお忙しい中、ご講演いただきました大見先生には改めて感謝申し上げます。今後ともご指導、ご鞭撻よろしくお願いします。

2009年12月14日 14:40 2010年カレンダー


住友電工グループカレンダー 2010年の当社カレンダーができあがりました。来る2010年を新たな飛躍のスタート元年とすべく、『みちはつづく~共に生き、共に歩む』のテーマで、久木朋子氏の多色木版画を採用しました。
 季節ごとに移り変わる花鳥風月を新しい感性と力強いタッチ、大胆な色遣いで、独自の世界が表現されており、400年にわたり受け継がれてきた住友事業精神をベースに、これからも積極進取の精神による変革、革新に努めていくという当社グループの目指すべき姿と重ねています。


 1897年に創業、来年114年目を迎える当社にとっても、将来にわたり発展成長を続けること(going concern)は何よりも大切なことです。私も入社以来、第一次オイルショック、第二次オイルショック、プラザ合意、アジア通貨危機、ITバブルに続き、大きなリセッションは今回で6回目の経験です。この1年間は、「身の丈にあった組織とコスト構造の再構築」、「内部固めの拡大と深耕」、「教育再武装運動の強化」にグループを挙げ徹底して取り組み、筋肉質な組織への転換を図ってきました。
 来る2010年は、今起こりうるパラダイムシフトに果敢に挑戦し、体質改善を進めた成果を思う存分発揮してまいりたいと考えています。日英中の3版でグローバルに世界のお客様にお届けする新しいカレンダーともども、乞うご期待。

2009年12月07日 14:25 バレーボール部、櫻田杯2連覇!おめでとう


  うれしいニュースが入ってきました。当社バレーボール部が、12月5(土)6日(日)に札幌で開催された櫻田記念実業団選抜大会(櫻田杯)で優勝、昨年に続き大会二連覇を達成しました。


大活躍の岸本選手また、最優秀選手には194cmの長身アタッカー岸本選手が選ばれたとのこと、本当におめでとうございます。準々決勝で富士通(兵庫)、準決勝で中部徳洲会病院(沖縄)そして決勝で横河電機(東京)と強豪を連破しての優勝で、選手諸君も全力を出し切った、満足のいく試合振りだったことでしょう。

 
 今年は、7月の実業団選手権大会で準優勝と今シーズンはやってくれそうな予感を感じさせるスタートでしたが、10月の国民体育大会では惜しくも3位、11月の全日本総合選手権大会では故障者が続出し決勝トーナメント初戦で敗れる残念な結果でした。本大会前も、怪我の影響等で十分な練習ができていないと聞いていましたので、少し心配していましたが、最後の大会で、勝利への執念と日頃の鍛錬の成果を発揮してくれました。


集合写真 終わりよければ全てよしではありませんが、選手の皆さん、シーズンを通して、仕事に練習にとお疲れ様でした。シーズンオフはゆっくりと休養をとり英気を養い、また、来年も活躍されんことを期待しています。


そういえば、2ヶ月前、「優勝したらいいものをプレゼントするよ」と言った約束を思い出しました。年末に祝勝会を兼ねた納会があると聞いていますが、さて、何がいいかな?


■住友電工バレーボール部Webサイト

2009年12月03日 08:56 一橋大学第4回関西アカデミア~「世代間対立から世代間協調へ」


 今年の3月にもご紹介しましたが、去る11月28日に、一橋大学が昨年から社会貢献活動の一環として開催している「一橋大学関西アカデミア」を聴講してきました。4回目となる今回は、「世代間格差~世代間対立から世代間協調へ~」と題する講演会について紹介させて頂きます。


 講演は一橋大学経済学研究所の高山憲之教授、小塩隆士教授、青木玲子教授と東京大学社会科学研究所の玄田有史教授が世代間格差に関する問題を様々な角度から論じたもので大変興味深く拝聴しました。
 簡単に紹介しますと、世代間の年金保険料負担及び給付格差や無年金者、低額年金受給者などが問題となっている年金問題、市場・労働環境の変化に伴う雇用における世代間格差問題、そして少子化が進む中で各家庭の経済格差が子どものその後の人生に大きな影響を与えるといった研究報告、最後に次世代を担う子どもたちの将来のために投資を政策として進めるための選挙制度改革(デーメニ投票)の提案、といった盛りだくさんの内容で、定員200名の会場が満員となる中、熱心な質疑応答も行われ、良い講演会だったと思います。


 講演の中で、雇用問題は構造的な問題もあり難しい課題で即効性のある処方箋はないが、個人の意欲や努力が全く実を結ばないわけではないこと、また、社会の持続的な成長発展のためには各世代がお互いの声に耳を澄ませ世代間対立から世代間協調の視点で合意形成をはかることが大切なこと、そして何より人を大切にし、人を育てることから手を抜かないことが重要であるとの話があり、こうした視点には大いに共感するところがありました。


 各世代の置かれた環境の違いや格差、またそれによる価値観の違いは、多様な世代の運命共同体である企業においても同じ問題をはらんでいます。企業が将来にわたって発展をしていくためには各世代がそれぞれ夢を持って仕事に取り組んでいく必要があり、夢なくしては会社も個人も成長できないと思っています。依然として厳しく不透明な事業環境のなか、ともすれば世代間のコミュニケーションギャップにより、ぎすぎすした関係が生じかねません。円滑なコミュニケーションを図り、思いやりの精神をもって明るい職場をつくっていく、そして、SEIユニバーシティを通した「教育は国家百年の計」を実践するといった、これまでの取り組みが基本となるのだということを改めて思い返すこととなりました。


(※)「一橋大学関西アカデミア」については、
一橋大学の下記ホームページをご参照願います。
http://www.hit-u.ac.jp/extramural/kansai-a/index.html

住友電気工業(株)社長 松本正義

1944年生まれ、兵庫県出身。
1967年住友電工入社。中部支社長、常務取締役、専務取締役を経て2004年6月社長就任。
趣味はジョギング、読書、絵画鑑賞など。中学時代は野球、高校では柔道、大学では陸上競技のやり投げ選手としてインターカレッジ出場経験もある。

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