2010年10月25日 13:47 粉末合金事業部 50周年記念パーティ


懐かしい上司の方々と一緒に、右から 廣松さん、横井さん、私 光陰矢の如し、私が入社後、最初に配属されたのは「イゲタロイ®」(※)で有名な粉末合金事業部です。先日、事業部発足50周年を記念し、特約店の方々や大先輩の皆さんをお招きしてパーティが開催、私も参加しました。 
 

 当社の事業部制の導入は、1959年1月に特殊線部、粉末合金部、ゴム工業部、工事部を独立させ、翌1960年7月に、粉末合金事業部と特殊線事業部を正式に事業部としたことに遡ります。製品別に製造と販売を一貫して統括することで、事業を効率的に管理し、経営環境の変化にも機動的に対応できる組織を確立しました。


 粉末合金事業の歴史は古く、1927年(昭和2年)に超硬合金の研究に着手し、翌年には銅線の伸線に必要なダイスとして利用できる合金を開発、超硬合金イゲタロイが誕生したことに遡ります。
 

出席頂いた皆さんと一緒に、話が盛り上がって その後、粉末合金事業は、超硬合金から人工ダイヤ、焼結部品、機能部品、光学製品など、製品群のバラエティも広がり、現在、ハードメタル事業部、焼結製品事業部、そしてグループ会社も国内外に30数社を抱える迄に業容も拡大、売上も、50年前は25億円から、現在はその約50倍を超える規模になりました。


 当日は、大先輩の皆さんと、懐かしい話に盛り上がり、楽しく過ごしました。
50年前は、木造建屋でエアコンもなく、伊丹空港から離陸する飛行機の騒音で電話の声も聞き取れない田舎にいるような環境でしたが、皆、溌剌と事業拡大に燃えていたと、当時を懐かしむお話も伺うことができました。 
 

伊丹製作所工場見学会に参加頂いた皆さん 最後に、先輩方のエールに応え、牛島執行役員の今後に向けての決意表明と、三枝執行役員による三本締めでお開きとなりましたが、皆さんから期待の声が大きかった5年後の再会が果たせますよう、更なる事業の成長発展を誓い合いました。


(※)住友の標章である井桁とアロイ(合金)を組み合わせたヰゲタロイ(後にイゲタロイ)の商標となった。

2010年10月15日 08:57 一橋大学 関西アカデミア~都市の創造性~


 3連休初日の10月9日に、これまで何度か本ブログで紹介しました「一橋大学関西アカデミア 第6回シンポジウム」に出席してきました。今回は、旧三商大で交流のある大阪市立大学との共催で、「都市の創造性」をテーマに、詩人・作家の辻井喬氏の基調講演の後、大阪市立大学都市研究プラザ所長の佐々木雅幸教授、同副所長の水内俊雄教授、一橋大学名誉教授で大学院社会学研究科の田崎宣義特任教授、同研究科の町村敬志教授によるパネル・ディスカッションが行われました。
 現代都市の抱える問題や創造的な都市について様々な視点で問題提起、議論がありました。また、パネル・ディスカッションでは、司会者が「住みたい町」、「理想の町」などのお題を出し、パネリストが即興でそれに答える、という大喜利風の進行もあり、普段なかなか馴染みの無い話題ですが、大変興味深く聞かせていただきました。アカデミックな内容もあり、うまく整理するのは難しいのですが、簡単にご紹介してみます。


 市場原理に基づいて開発、発展し巨大化してきた現代都市においては、産業の衰退や人口の減少、高齢化なども背景に、共同体としての機能が衰弱、消滅してきている。本来、都市は、そこに住み、生活している住民が主役であり、安心して暮らせる生活空間やインフラを形成・維持する一方で、豊かな文化を育み、人々の欲求の多様化や高度化に対応し、自己実現の場や機会を潤沢に提供する能力を求められている。


 そうした観点から、優れた「創造都市」とは、一つには文化芸術活動を担う人たちが活躍できる環境が整備された都市とし、職人と音楽の町であるイタリアのボローニャ、先端アートを生み出すスペインのバルセロナ、日本では伝統文化と現代文化の融合が実践されている金沢、アーティストやクリエーターの活動拠点を提供する横浜、勿論、80年前、母校・一橋大学の神田一ツ橋からの移転を契機に大学町「文教地区」として発展してきた国立市も、代表例の一つ。また一方、全ての住民、特に社会的弱者である高齢者やホームレスの人たちも「包摂」して発展、活性化を実現していくのも「創造都市」のあるべき姿であり、ホームレス支援の取り組みも紹介されていました。


パネル・ディスカッションの様子 今回のテーマは、考えてみると企業経営にも置き換えられる面もあるように思いました。企業は、経済・市場原理に基づき活動していますが、企業が活力を持ち価値を創造し発展していくためには、社員一人一人が能力を発揮できる環境を提供していくことや、多様な人材を「包摂」し総力を結集していくことが求められてくる、ということではないかと。


 また、パネリストの「都市は常に変化しているが、よりよい方向へ変化することに、自ら積極的に協力することで、市民権を得ていきたい」という発言には共感できました。個人も勿論、企業も一企業市民として、地域の活動に参加・協力し、都市の創造性に貢献していくことが大切だと改めて感じさせてくれるセミナーでした。

2010年10月12日 09:35 千葉国体優勝!


左から 増田監督、私、池ノ上キャプテン、後藤コーチ 当社バレーボール部が、千葉国体9人制の部に大阪府の代表として出場、1998年以来12年振り、国体3度目の優勝を果たしました。先週、増田監督、後藤コーチ、池ノ上キャプテンが勝利報告に来てくれました。
 

 試合は、10月1日(金)~10月4日(月)、千葉県茂原市市民体育館で開催、さすが国体だけあって、たくさんの観客が集まり、スティックバルーンや太鼓が打ち鳴らされ応援合戦には相当に熱が入ったようです。当社も、大阪製作所から、選手の上司の皆さんも応援にかけつけ、また、茂原市の小学生の生徒の皆さんからも熱心な応援を受け、選手も大いに勇気づけられたとのこと。


社長室で、報告を聞いているところ 監督曰く、今大会は、逆転で破った準決勝の東京都(横河電機)戦、昨年の覇者・宮城県(東北リコー)との決勝戦など、厳しい試合だったと。日頃の練習の成果と、全員の勝利への執念によって掴んだ会心の勝利と労いました。


 チームとしては、これまで全国大会で29回の優勝経験がありますが、国体の優勝からはしばらく遠ざかり、現役の全選手にとって、今回の優勝は初めての経験ということで、念願のタイトルを手にして、本当に喜んでいました。家庭や職場の応援がなければたどり着けなかったことでしょうが、仕事とスポーツの「文武両道」を目指す皆さんに、心より祝福したいと思います。


 現在のチームは、昨年12月の桜田杯以降、主要大会を連覇中。今後、12月の櫻田杯(群馬県前橋市)、来年1月下旬の全日本総合選手権大会(大阪市)を連覇し、当社チームとしては初の年間グランドスラムの達成を目指し、「萬事入精」の住友精神で、精進を続けて欲しいと思います。

2010年10月06日 10:50 新メンバーを迎えて


入社辞令交付 10月1日は、行事の多い忙しい一日です。前回ブログで社内放送の話をしましたが、下期事業計画の報告会の前後、早朝には秋の入社式とキャリア入社の激励式、夜には新入社員と内定者懇談会を開催、参加しました。


 入社式・激励式は、前日までの雨模様が一転、秋晴れの清々しいなか、秋入社3名とキャリア入社14名に私から辞令を交付しました。


 入社式では、新入社員への要望事項として、いつも通り次の3点をお願いしました。
 ●仕事の基本を身につけ愚直に実行する
 ●たゆまぬ自己研鑽の努力をする
 ●コミュニケーションを大切にする


 まずは、新しい環境、生活への適応と、健康と安全が第一です。日常の健康管理によく留意し、知力、体力、胆力の養成に努めて欲しいと思います。そして、当社グループ社員として、持てる能力を存分に発揮して、充実した会社生活を送られんことを期待します。


内定者の皆さんと一緒に  夕方からは、来春入社予定の117名、秋入社の3名を迎えた懇談会。全役員が参加し、若い皆さんと盃を交わします。一緒に記念撮影を求められ、そこかしこに人の輪が出来、様々な話題に話が咲き、当社の将来を担う若い人からエネルギーと元気を分けてもらいました。


 内定者の皆さんは、これから卒業までの間、研究や論文などで忙しい毎日かと思いますが、勉強やクラブ活動、そして友人やご家族との交わりを大切にし、残り少ない学生生活を有意義に過ごして欲しいと思います。来年4月の入社式には、元気な皆さんに会えることを楽しみにしています。

2010年10月04日 08:49 後半戦も気合いを入れていこう!


 今年度も早半年が経過しました。先日社内放送で、「安全」、「環境」、「品質」、そして「SWITCH運動」のレビューと下期の取り組みについて、メッセージを出しました。残り半年、これらを含めそれぞれの業務にあたるよう、従業員には以下の通りお願いしています。


 1点目は、これまで何度も言ってきたことですが、改善活動の成否は、最後は一人ひとりの強い目標達成意欲にかかっています。生半可な気持ちでは進歩は生まれません。特に、安全・品質については、全員が「ゼロへの挑戦」に真摯に取り組んで欲しいと思います。期初に掲げた目標に向かって、もう一度、スタートを切る気持ちで、取り組みましょう。


 2点目は、三現主義の徹底です。モノづくりの原点は、現場、現物、現実から事実をしっかり見極めることから始まります。何か大きな壁にぶち当たった場合も、何か大切な事実を見逃していることがあります。そういった場合、初心に帰って、三現主義に徹し、根本原因の究明、抜本対策の実行に取り組むようお願いします。


 3点目は、年頭挨拶でも申し上げた要望事項の実践です。2010年もあと残り3カ月を切りました。3つの要望事項「①たゆまぬ改善活動と結果へのこだわり」、「②定量化の習慣を身につける」「③気合いを入れていこう!」が着実に身についているかどうか、再確認と徹底をお願いします。


 最後に「SWITCH運動」について。「メリハリのある効率的な仕事をすることでワークもライフも充実させよう」というスローガンで実施している「SWITCH運動」も、本年度が最終年度です。本年度は、仕事のやり方を見直し、より創造的な仕事をしてパフォーマンスを上げることを重点に置いていますが、今後、永続的な仕組みとして私達のDNAに組み込まれるように、全員参加で取り組むようお願いしました。


  「安全第一」、「品質第一」、「環境保全」そして「SWITCH運動」、これら体質強化促進に真正面から取り組み、12 VISIONの達成、ひいては「グロリアス・エクセレント・カンパニーへの飛躍」に向けて、皆さん一緒に気合いを入れて頑張りましょう。

住友電気工業(株)社長 松本正義

1944年生まれ、兵庫県出身。
1967年住友電工入社。中部支社長、常務取締役、専務取締役を経て2004年6月社長就任。
趣味はジョギング、読書、絵画鑑賞など。中学時代は野球、高校では柔道、大学では陸上競技のやり投げ選手としてインターカレッジ出場経験もある。

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