2011年08月30日 10:04 第5回グローバル・リーダーシップ・プログラム(GLP)(2)


 今回のグループディスカッションのテーマは、「住友電工グループが発展していくために、各地域及び各拠点で自分たちができることはなにか」です。5つのグループに分かれ、日中韓の社員が膝詰で計13時間に亘り議論、提言をまとめ、3日目の報告会で、役員、部門長にプレゼンテーションをします。


受講生のスピーチ 各グループとも、自身の経験や日頃の考えを踏まえ、具体的かつ建設的な提案・報告をしてくれました。
 ローカル社員のキャリアパス、教育研修体系、福利厚生など人事諸制度、情報の共有化や権限移譲等、現地社員のモチベーション向上対策、また、設備導入による自動化・システム化、さらには現地調達や複数拠点の業務共通化等を通じた資材物流生産コスト低減策など、彼らの真剣さと情熱がひしひしと伝わる提案であり、いずれのグループの報告にも、グローバリゼーションとダイバーシティという2つのKey Wordsが底流にありました。


 貴重な提案をファイルするだけではいけません。研修からにじみ出てくるアイデアを会社の発展に結び付けることが大事です。今度は、日本の人事、人材開発、資材、物流、生技など本社部門や事業本部が、提案を真摯に受け止めて、受講生の熱意を無駄にせず、一つ一つ着実に実行に移していくことを望みます。


 今後の企業発展の成否は、ダイバーシティを如何に様々な会社のファンクションにスペックインできるかに左右されます。GLP修了者の皆さんが、最前線でその任を担ってくれることを大いに期待するとともに、今回の提案のうち、各拠点できるものは帰国後スピーディに実行に移し、良い職場づくりをお願いしました。

 
 恒例の懇親会では、淀屋橋で「乾杯(かんぺい)!」が連呼、受講生の熱意で真夏の夜も更にヒートアップ、インフォーマルなコミュニケーション強化もできたのではないでしょうか。


懇親会の様子

2011年08月29日 09:55 第5回グローバル・リーダーシップ・プログラム(GLP)(1)


 GLP研修を開催、講義をするとともに、報告会その後の懇親会に出席しました。この研修は前回から、日本人社員と現地社員合同の研修となり、今回は日本、中国、韓国のマネージャークラス32名が受講生です。


講話をする私 日程は4日間で、経営幹部講話、中期経営計画、グローバル人事戦略、コンプライアンス等の講義、住友ゆかりの施設や大阪製作所の見学、そして、一番の肝はグループディスカッションです。

 
 初日は、本社に集合し真っ先にトップ講話です。半時間程度、経営の根幹である住友事業精神とリーダーへの期待について、直接語りかけました。
 

 7年前、社長に就任しSEI UNIVERSITYを創設、住友電工グループの理念や基本的価値軸をまとめさせたテキストを元に、「萬事入精」「信用確実」「不趨浮利」をはじめ「技術の重視」「人材の尊重」「企画の遠大性」「自利利他公私一如」のキーワードについて、ポイントを絞って説明をしました。
 また、リーダーには、ノブレス・オブリージュ(noblesse oblige)、立場に応じた責務と義務が求められること、リベラルアーツ(教養)を深め、人間性を磨くようお願いしました。

 
(報告会の様子については、次回紹介します)

2011年08月19日 11:44 WinD Lab、風のモニュメント


 2007年の創業110周年記念事業として着手した大阪製作所東地区再開発について、研究新本館「WinD Lab」、隣接する講堂棟、庭園の完成を以前報告しましたが、足掛け5年を経て、2011年8月、研究新本館ホールにモニュメントが完成したとのことで、視察してきました。
 

巨大なモニュメントと一緒に これまで、こうした記念事業に際して目立ったモニュメントを設置したことはありませんでしたが、WinD Labの建設に当たり、設計コンセプト「『風』~研究の源から新たな事業へ」(時代の流れ、社会の要請という風を敏感に読みとり、独自技術という新しい風で社会に貢献していく場所)という初心を忘れず、次代の発展を支える成果の創出を祈念し、相応しいモニュメントの設置をお願いしていました。
 

 大阪製作所長を中心とする再開発推進メンバーが検討を重ね、日本福祉大学教授池田晶一氏に制作を依頼、白色の磁器で構成される大変立派な「重なり合う風の作る形」が完成しました。
 

 私の後ろにある5本の柱は、当社グループの現在の5つの事業領域を表し、大きなうねりとエネルギーをもってお互いに影響しあう様を表しています。

 
3本の柱屋上庭園のスツール集光型太陽光発電モジュールと


 そして、次の3つの柱は、当社次世代の成長を担う研究開発における新テーマ「環境・エネルギー・資源」「ライフサイエンス」「安全安心・ユビキタス」から新しい領域が出現する様を表しています。


 また、WinD Labに隣接する屋上庭園とバラ園にも、統一されたイメージのプランタとスツールを配置し、気持ち良い光と風の流れを感じることができる空間を生み出しています。『風』という難しいコンセプトにあった素晴らしい作品を仕上げて下さった池田先生には本当に感謝致します。


 大阪製作所では、6月に太陽光や風力などの再生可能エネルギー発電設備と蓄電池を直流で連系させたマイクロスマートグリッド実証システムを開発し発表会を行いましたが、気持ち良い光と風の流れを感じ、研究開発活動が更に活発に進むことを期待しています。

2011年08月08日 17:10 役員夏合宿


 先週、恒例の役員合宿を行いました。20人程の役員が一堂に会し、中長期的な経営課題について1泊2日で徹底的に議論をします。いくら忙しくても年2回はこうした機会を設け、経営の方向性について経営陣が頭合わせをすることは大事だと考え、社長就任以来実行しています。


 大学のクラブやサークル等で、こうした合宿を経験された方が多いと思いますが、「会議は踊る、されど進まず」では困ります。事前のテーマに対して、議論のたたき台となる資料やデータは、関係部門が準備し、合宿当日に提言報告します。その後、討議に入ります。こうしたことを通じて、組織の企画力が鍛えられ、経営幹部人材の育成につながるものと期待しています。


 徹底的に議論した後は、食堂に移り食事をしながら、報告してくれた社員をねぎらう意味も込め懇親会です。インフォーマルな交流の中で夢や本音を大いに語り合い、そうした意見を皆でシェアして、意見に磨きをかけ、フォーマルな提案へと昇華させていくプロセスを日頃から大事にしています。


 上司と部下の距離も近くなり、相互の信頼関係が深まりスピーディーな意思疎通が可能となります。また、意思決定プロセスの透明性も高まります。こうしたことを通じて、私が理想とする「クリスタルなピラミッド組織」になればと思います。


 テーマや議論した内容は、企業秘密につき皆様にお知らせすることはできませんが、経営環境がダイナミック且つ加速的に変化している折、今回も有意義な議論ができたと満足しています。


 8月は時期的にも、会社や学校のクラブ、サークル等いろいろな集まりにおいて、夏合宿を予定されている方が多いと思いますが、そうした皆様におかれましても、合宿の目的を明確化し、実りある合宿になることをお祈りしています。

住友電気工業(株)社長 松本正義

1944年生まれ、兵庫県出身。
1967年住友電工入社。中部支社長、常務取締役、専務取締役を経て2004年6月社長就任。
趣味はジョギング、読書、絵画鑑賞など。中学時代は野球、高校では柔道、大学では陸上競技のやり投げ選手としてインターカレッジ出場経験もある。

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