2013年06月27日 17:30 第143期定時株主総会を終えて


 昨日、大阪にて定時株主総会を開催しました。あいにくの雨ではありましたが、600名を超える株主の皆様がご来場下さいました。誠にありがとうございました。

 総会では、超電導など新しい技術開発の進捗状況、東北復興支援の取り組み、人材育成の考え方など、10件あまりのご質問ご意見を頂戴いたしました。内容は多岐にわたりましたが、それぞれのご発言、あるいは会場の雰囲気から、皆様が日頃から当社に関心をお寄せ下さり、応援して下さっていることがヒシヒシと感じられ、大変心強く思った次第です。皆様のご期待にお応えできるよう、今年度も精一杯取り組んでまいります。

 なお、「当社の資料や説明は、カタカナが多くてわかりにくい」という趣旨のご意見も頂戴しました。確かに、当社の製品や技術を紹介しようと思いますと、どうしてもカタカナ言葉や専門用語が多くなりがちで、社内の会議でも「それは何のことだ?」と説明を求めることがしばしばあります。

 かくいう私自身、(自分ではあまり意識していないのですが)カタカナ言葉を多用する傾向があるようで、総会事務局の社員に言わせると「その後の説明の中でも、カタカナ言葉がかなりありましたよ」とのこと。私自身も含め、今後わかりやすいご説明を心がけてまいりたいと思います。

2013年06月24日 16:50 石狩エネルギーイノベーションシンポジウム


 6月15日には北海道に飛びました。今回の出張は、札幌での標記シンポジウムに出席するためです。暑い大阪から、新千歳空港に降り立ちますと雨でしたが、シンポジウムが始まるまでには晴れ渡り、快適な天候となりました。

 このシンポジウムは、経済産業省の「高温超電導直流送電システムの実証研究」を、千代田化工建設さん、中部大学さん、さくらインターネットさんと当社が共同で受託したことに関連して開催されました。

 超電導は「電気抵抗がゼロになる技術」ですが、正確にいえば、交流送電をする場合、わずかながら損失が発生します。しかし、直流ではそれがありません。そのため、直流電源である太陽光発電や風力発電と組み合わせたり、データセンターなど低電圧・大電流のニーズがある大規模需要家での利用が期待されています。

 今回のプロジェクトのパートナーである さくらインターネットさんは、北海道の冷たい外気を利用した空調システムと直流給電システムにより大幅に消費電力を抑えた石狩データセンターを運用しておられます。今回の実証研究では、同センターを需要側とする超電導直流送電システムを今年度から構築、来年度終盤にはセンターへの直流送電が実際に始まる予定です。
(⇒プレスリリース:経済産業省委託事業(高温超電導直流送電システムの実証研究)を開始


「今回の実証運転を、超電導ケーブルの応用分野の拡大につなげたい」とご挨拶しました シンポジウムが始まる前には、石狩データセンターを訪問する機会にも恵まれました。最新の技術を積極的に取り込む、さくらインターネットさんの姿勢には感心致しました。

 北海道には、太陽光や風力などの再生可能エネルギーが豊富にありますので、今回の超電導直流送電の実証研究が成果を上げれば、多様なエネルギーソースを活用する「スマート・コミュニティ」などへの展開も見えてくるはずです。

 シンポジウムには、伊達・内閣府副大臣、北海道経済産業局・増山局長、地元北海道の高橋知事、石狩市・田岡市長など、関係の皆様も多数出席されており、改めて、皆さまの期待の大きさに、身の引き締まる思いでした。

2013年06月17日 16:20 2013年度 全国特約店会


6月10日に、弊社ネットワーク営業本部・エレクトロニクス営業本部関連の特約店の皆様にお集まり頂き、全国特約店会を開催しました。

 会議では、当社の業績や新中期計画17VISIONについてのご説明、またグローバルな拡販にご協力をお願いした後、この1年間で、特に顕著な結果を出していただいた4社を表彰させて頂きました。

 当社のビジネスは、多くの特約店の皆様に支えられております。ビジネスパートナーである特約店の皆様から、昨今の市場・顧客動向を伺うのみならず、今後の製品開発の方向やビジネスモデル構築へのヒントも聞かせていただくことができ、非常に有意義な機会でした。

2013年度 全国特約店会

2013年06月10日 11:00 大阪大学未来戦略シンポジウム


 6月1日に、今を時めく「グランフロント大阪」で開催された、「大阪大学未来戦略シンポジウム」で講演する機会を頂きました。当日は、約300名もの聴衆があり、大変な熱気でした。

 基調講演では、平野俊夫・大阪大学総長が、創立100周年を迎える2031年には、研究型総合大学として世界のトップ10に入ることを目指して大学改革を行う、と大阪大学の未来を本当に熱く語られました。

 それを受けまして、私からは、昨今のグローバリゼーションが引き起こす、ダイナミックに変化する世界に鑑み、日本の新たな成長には何が課題なのかをお話ししました。そして、こうした状況を踏まえて、大阪大学には、未来を担う人材育成、具体的には、本ブログでも申し上げている「気骨ある異端児」の育成をお願いするとともに、産業界など地域のコミュニティにさらに開かれた大学について、期待をこめてお願いいたしました。

講演する私

 「天下の台所」は古い話ですが、かつて関西は繊維をはじめ鉄鋼や電機など様々な産業が集積し、大変な賑わいでした。経済界としても関西がグローバルな拠点として再び輝きを取り戻すよう尽力していくことをお誓いし、締めくくりといたしました。

2013年06月06日 15:40 安全環境・品質・事務品質大会


 5月はご紹介することがたくさんありましたが、その最後が31日の「全社安全環境・品質・事務品質大会」です。

 半年ごとの恒例行事ですが、毎回いろいろな発表があり、新しい発見があります。当社の場合、事業領域が広範囲にわたりますので、一口に、安全、環境、品質、事務品質といっても、さまざまな課題があり、解決へのアプローチもさまざまです。いずれの発表も、強い問題意識を持って取り組んでくれた内容であり、大変心強く思いました。

 何か問題が発生するとき、その直接原因はさまざまですが、根っこには「人の問題」があることが多いようです。社内でいろいろな活動・運動を展開するのも、そうした「人の問題」を可能な限り減らしたいからです。しかし、活動が奏功して成績が向上すると、それがまた油断や慢心につながる、というところにも、これらの活動の難しさがあります。

 一人ひとりが、どうすれば基本を愚直に実践し続けられるか。いかにすれば、強い問題意識を維持し続けられるか。---- つまり、人の心理面でのレベルアップが、これからのSEQCDD(*)のカギでありましょう。

 私は、「萬事入精」という住友事業精神の言葉をしばしば引用しますが、ただ闇雲に頑張るだけでは、労多くして益少なし。強烈な問題意識を持って「萬事入精」で取り組んでこそ、「萬事如意」となり、おのおのの使命を全うすることができる、と信じています。SEQCDDの諸活動は、全社員が強い問題意識を持ち、「萬事如意」のレベルに到るまで、エンドレスで続けます。

(*) S (安全)、E (環境)、Q (品質)、C (コスト)、D (物流・納期)、D (研究開発)のこと。

住友電気工業(株)社長 松本正義

1944年生まれ、兵庫県出身。
1967年住友電工入社。中部支社長、常務取締役、専務取締役を経て2004年6月社長就任。
趣味はジョギング、読書、絵画鑑賞など。中学時代は野球、高校では柔道、大学では陸上競技のやり投げ選手としてインターカレッジ出場経験もある。

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