2013年08月19日 15:00 ライトフライヤー号


 先日、私の執務室での打ち合わせの後、一人が「あれは何ですか?」と指さしました。
 「そうそう、これは・・・」

 7月の北米主管者会議のときに出席者から贈られた、ライト兄弟の飛行機「ライトフライヤー号」の模型です。
 1903年、ライト兄弟による有人動力飛行が行われたのが、今回会議を開いたノースカロライナだったのです。写真の右方向が前方で、かわいらしい人形が翼の上に伏せていますが、実際もこんな格好で飛行したそうです。

説明

 当時、「飛行に成功」との報を受けても、科学者や新聞は「空気より重い機械が飛ぶはずがない」となかなか信用しなかったとのこと。それほど、常識を覆す発明だったのでしょう。いや、航空機がその後の社会に及ぼした影響を考えれば、単なる「発明」というより、「革新=イノベーション」だったのですね。

 模型の台座には「Flight to Vision 2017」と書いてくれていました。「17VISIONへの飛躍」とでも訳しましょうか。当社グループの中期経営計画「17VISION」では「イノベーション」を基本的な考え方に据えています。ライト兄弟にあやかって、ぜひ当社グループからも、社会に貢献できるイノベーションを興したいですね。

2013年08月09日 09:00 同志社大学で講演しました


 少し前になりますが、同志社大学からご依頼があり、7月24日に商学部1年生の皆さんなどを対象に講演しました。
 暑い中でしたが会場は満員。後で伺ったところ、約780名が出席されたとのこと。まだ1年生なのに、企業経営者の話を聴きにくる人がこんなにおられたのには驚きましたが、ほとんどは「専門の勉強はこれから」という皆さんでしたので、私の学生時代や会社に入ってからの経験、住友電工グループでの人材育成などを題材に、お話ししました。

同志社大学で講演しました

 私の場合、学業とクラブ活動を通じて、コミュニケーション力や目標達成能力が培われた。また、若い時のアメリカ駐在は「孤立無援」だったが、だから新しいお客様のところへも臆せず飛び込んで行ける度胸がつき、自分で物事を決断していく力もついた。「日本の製品でも、良いものは良い」とフェアに認めるアメリカの懐の広さを知ったことも大事な経験・・・とそんな話もしました。

 若いうちに「自分の世界を広げる」ことはとても大切。新しいことへの挑戦は、結果が成功であれ失敗であれ、何がしか得るものがあると思います。ぜひ、いろいろなことにどんどんチャレンジして、学生生活を有意義なものにしてもらいたいと思います。

2013年08月08日 09:00 グループ・グローバル表彰大会を開催しました


 8月1日に、国内53、海外85のグループ会社を迎えて、5年ぶりとなるグループ・グローバル表彰大会を大阪・中之島にて開催しました。

 この大会は、私たちが目指す「Glorious Excellent Company」になぞらえて、グループ内のさまざまな部署や活動を、質的側面、業績的側面から評価して顕彰するものです。表彰式では、91の受賞チームそれぞれに表彰状を授与し、受賞者と固い握手を交わしました。

グループ・グローバル表彰大会を開催しました

 初開催の前回大会(2008年)は、最初の5カ年計画「07VISION」達成後の開催ということもあって、明るい雰囲気に溢れていた記憶があります。しかし、この5年間は、リーマンショック、歴史的円高、大規模な自然災害、隣国との関係悪化など、一企業では如何ともしがたい大きな問題が次々と発生し、「12VISION」は不本意な結果に終わりました。

 しかし、今回、国内外から集まってくれた360名あまりのグループ社員の表情を見ますと、みんなニコニコしています。表彰の件名を見ると、臥薪嘗胆、苦しい経験を重ねたことが知恵を生んだようで、それが自信になりつつあるようです。また、表彰の後、広大なアメリカに点在する当社グループ会社の現地スタッフが集まって、「住友電工流のモノづくり」浸透のための勉強会を開催している、という事例も紹介されました。グループ内の連携も着実に深まっています。

 式の後の懇親会で、仕事での直接のつながりは薄そうな、違う国の社員同士が親しげに話しているのを見かけました。聞けば、「一緒に研修を受けたんだ」とのこと。こうした人のつながりや、さまざまな経験・ノウハウは、バランスシートには記載されませんが、事業を拡大発展させるための大切な資産です。12VISIONの反省を踏まえながらも、萬事入精、前向きに頑張って、5年後に「もっといい顔」で再会しよう、と誓い合い、会はお開きとなりました。

2013年08月02日 18:05 経済産業大臣がレドックスフロー電池を視察されました


 7月31日に、茂木敏充 経済産業大臣が当社横浜製作所にお越しになり、レドックスフロー電池を視察されました。

 当社は北海道電力さんと共同で、経済産業省の「大型蓄電システム緊急実証事業」に応募しておりましたが、先ごろ、その事業者に決まりました。この事業では、北海道電力さんの南早来(みなみはやきた)変電所に当社のレドックスフロー電池を2年かけて設置し、その後3年間で実証試験を行うことになっています。今回、大臣自らが当社にお越しになり、運転中の実証機をご視察になったものです。

 私から「当社では約30年前からレドックスフロー電池の研究をして来た。長らく苦しい時期が続き、研究の存続可否を検討したことすらあったが、ようやく花開きつつある。」とご説明しますと、大臣からは「電力系統側に大型蓄電システムを設置する今回の事業は、世界でも初めて。蓄電池は、国内で再生可能エネルギーを安定的に拡大していく上でも重要であるのみならず、優れた先端技術を国際的に展開し日本の競争力を高めるためにも、非常に重要なプロジェクトであり、たいへん期待している。」とのコメントを頂戴しました。

レドックスフロー電池の前で。左から5人目が茂木大臣

 駆け足でのご視察でしたが、びっしり入ったご予定の合間を縫って、わざわざお運び下さったことに大変感激致しました。30年の研究開発の過程ではさまざまな失敗もしてきましたが、それを経験していることが強みでもあります。一所懸命がんばります。
(⇒プレスリリース:「平成24年度大型蓄電システム緊急実証事業」の採択について

2013年08月02日 17:55 第1四半期決算について


 7月30日に、今年度第1四半期の決算を公表致しました。

 売上高は5873億円、営業利益は194億円、経常利益は266億円、四半期純利益は159億円と、昨年同期比で増収増益になりました。

 年度の滑り出しとしてはまずまずにも見えますが、昨年の今頃は1ドル80円を切る円高であったことを考えると、取り組むべき課題はまだまだたくさんあります。事業環境、為替動向も依然不透明ですので、社内各部門の責任者には「1ドル80円でも、余裕を持って利益を出せるような企業体質にすべし」とハッパをかけております。


2013年度第一四半期決算短信 [PDF:195KB]

住友電気工業(株)社長 松本正義

1944年生まれ、兵庫県出身。
1967年住友電工入社。中部支社長、常務取締役、専務取締役を経て2004年6月社長就任。
趣味はジョギング、読書、絵画鑑賞など。中学時代は野球、高校では柔道、大学では陸上競技のやり投げ選手としてインターカレッジ出場経験もある。

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