2013年10月25日 09:15 人材をどうやって育てるか?


 陸上フェスタでは、プログラムの合間に実業団チームの監督や学校の先生など指導者の皆さんとお話しする機会がありましたが、話題のほとんどは「選手をどうやって育てるか」でした。



 曰く、

- 小さなチームを強くするには、選手一人一人の能力や性格に応じて、指導法を変えることも必要。

- 指導者や施設など練習環境を整えることも大事だが、環境が整うと、選手が考えなくなってしまうこともある。一方、環境に恵まれなくても、自分で考えて自分に適した練習法を見つけた選手は強い。

- 強い選手は、他人から教えられることを好まないことも多い。コーチとして、どうやって選手の能力を最大限引き出すのか、あるいは技術的な弱点が見えたときにどう指導するか、今でも試行錯誤。

- 誤解を恐れず言えば、練習メニューの中身を考えるよりも、ほめ方、叱り方を考える方が大事かもしれない。

等々、話は尽きませんでした。・・・会社でも同じですね。


2013年10月23日 16:30 第2回陸上フェスタは雨中の熱戦に


 10月20日、昨年に引き続き、住友総合グランド(兵庫県伊丹市)で「住友電工陸上フェスタ」を開催しました。今回も、世界選手権マラソン銅メダルの福士加代子選手(ワコール)をはじめ、江里口匡史選手(大阪ガス)、金丸祐三選手(大塚製薬)、紫村仁美選手(佐賀陸協)など、日本のトップ選手が多数集まって下さいました。

 午前の部は、伊丹市の小中学生200名を対象とした「陸上教室」です。あいにくの雨のため体育館での実施となりましたが、大阪ガスの小坂田淳コーチが小学生を、園田学園女子大学陸上競技部の藤川浩喜監督が中学生をご指導下さいました。


 小坂田コーチが「クラスに自分より足が速い友達がいたので、その友達を目標にがんばったら、何とオリンピックに出ることができたんだよ」と話されると、子どもさんたちの表情が生き生きしてきました。さすがです。

 この中から、将来「本格的にスポーツをやりたい」という子どもさんがたくさん出てくればうれしいですね。

 そして午後の「日本記録挑戦会」も、雨の中でのスタートとなりました。
 前日の歓迎会で、私から選手の皆さんに「リラックスして、大会をエンジョイして下さい」とエールを送りましたが、やはりスタート前は緊張しているのが遠目にもわかります。

 開会早々盛り上がったのが、2種目目の男子60mです。あまり行われない珍しい種目で、日本記録(6秒69)も30年近く前のものでしたので、更新の期待が高まります。雨が強まる中、ピストルの号砲一発、「どんな条件下でもベストを尽くす」と前日に挨拶してくれた江里口選手がトップでゴールに飛び込み、電光掲示板の表示は「6秒57」・・・「日本新記録!」と会場は湧き立ちましたが、無情にも「追い風2.1m」(*)とのこと。思わず「なんとかならんのかな」とボヤいてしまいましたが、これはもちろん詮無いことです。
(* 追い風が2.0mを超えると、記録は公認されず、参考記録となります。)

江里口選手の「幻の日本新記録」に涙雨?男子100mで優勝した土手選手(当社)
 当社陸上競技部も地元の大きな声援に応えて健闘、男子100mでは土手啓史選手が混戦を制し、また男子5000mでは竹澤健介選手が貫録の走りを見せてくれるなど、3種目で優勝することができました。

 そぼろ雨で冷え込んだせいか、今大会でも残念ながら日本新記録は出ませんでしたが、女子5000mでは第一人者の福士選手が4位に終わる波乱もあり、観客の皆さんには、何が起こるかわからない、日本トップレベルのレースの面白さも楽しんでいただけたと思います。

最後の直線でスパートし、松本葵選手(大塚製薬)を振り切る竹澤選手(当社)女子100mハードルで競り合う紫村選手(佐賀陸協)と伊藤愛里選手(当社)
 しかし、最も声援が大きかったのは、プログラム半ばに行われた中学生男子による3000m走でした。スタートしてから最後の選手がゴールするまで、同級生や先生、ご家族などからの応援が途切れることはありませんでした。実はこれが人気種目だったのですね。

 あいにくの天候ではありましたが、ベストを尽くして下さった選手の皆さん、大会を運営して下さった関西実業団陸上競技連盟をはじめとする社内外の皆さん、そして応援にお越し下さった皆さんのおかげで、今回も素晴らしい大会になったと思います。この場を借りて厚く御礼申し上げます。

福士選手「今日はキツかったです」後ろは女子5000mで優勝した伊藤舞選手(大塚製薬)女子800mリレーでは東大阪大学チームが日本学生新記録で優勝し、大会に花を添えてくれました。
 今後も、地元の皆さんにも一緒に楽しんで頂ける、温かい大会に育てていきたいと思っております。

2013年10月22日 17:20 未来のクルマと交通の姿はいかに


 10月15日、ITS世界会議に出向き、世界最先端の技術を体感してきました。

 朝、開会前にお越し下さった秋篠宮様ご夫妻に、主催者、出展者代表の皆さんと一緒にご挨拶を申し上げた後、弊社のブースに行き、説明員・担当者の激励かたがた展示内容について説明を受けました。展示のコンセプトは「Smart Connected Society」。弊社の持つ自動車関連、エネルギー、情報通信など、さまざまな技術やソリューションをご紹介しております。

開会前の当社ブースにて

 その後、私は、実車による屋外でのデモンストレーションへ。台風による天候悪化が予想されたため、午後のデモはすべて中止になったそうですが、幸い私たちは午前中の予約がとれ、トヨタ自動車さんと日産自動車さんの「衝突回避システム」をそれぞれ体験させていただきました。

ピタッと停止

 「衝突回避システム」のデモでは、わざと障害物に向かって走行したり、急発進したりします。止まるとわかっていても、足を突っ張り、声を上げそうになりましたが、もちろん障害物の手前でピタッと停止しましたので、同乗者と心の中で拍手喝采いたしました。

 それにしても、衝突回避や安全な自動走行のためには、車に装着されたたくさんのセンサーで前後左右を常時モニタリングし、センサーから送られてくる膨大なデータを瞬時に処理し、最適な判断をして、動きを制御しなければなりません。こんな複雑な方程式を立てる技術者の方の頭の中も覗いてみたい気もしました。

テープカットセレモニーに参列(左から2人目が私)

当社のブースにはたくさんのお客様がお越しくださいました

 15日の午後以降も、当社ブースには、たくさんのお客様がお越し下さったと報告を受けております。ありがとうございました。

2013年10月18日 13:30 IWCC理事会とLMEの晩餐会に出席して


ホテル外観 10月8日、ロンドンのグロブナーホテルにて、恒例のLME(ロンドン金属取引所)主催の晩餐会が開かれ、銅産業にかかわる世界の関係者約2,000名が一堂に会しました。これに合わせて、3ヶ月ごとに開催するIWCC(国際銅加工業者協議会)の理事会を同地でもちました。

 私は、60年の歴史をもつIWCCの会長として、会員各社がIWCCにより一層信頼と愛着を寄せていただき、世界の銅加工業界の発展に寄与できるよう努力しています。しかし昨今、LMEとの関係において、IWCCとして今後のスタンスを明確にして対応する必要が出てきています。

 銅価格の急激な変動への対応、LMEのビジネスモデルに起因する不十分な情報開示(不透明さ)、異業種(特に金融関係)からのLME倉庫運営参入による意図的な納期・調達問題の発生と追加プレミアム支払いなど、加工業者にとっては経営を揺るがしかねない重大な問題が数々起こってきているのです。

 LMEは2012年12月に香港証券取引所に買収されており、恐らく2016年以降は中国主導の運営が加速されていくでしょう。IWCCの理事会で、私は「IWCCも変わらなければ、会員各社からそっぽを向かれ、IWCCそのものの存在意義を問われることになる」と警告を発しています。

2013年10月07日 16:00 今月、東京で「ITS世界会議」が開催されます


 「ITS世界会議 東京2013」の開催が近づいてきました。
この会議は、北米、欧州、アジアの3地域持ち回りで毎年開催されており、日本での開催は1995年の横浜、2004年の名古屋に続き3回目。10月14日(月)の開会式の後、15日(火)~18日(金)には論文発表、展示会、体験デモなどが東京ビッグサイトで行われます。当社グループも参加しています。

 ITSはIntelligent Transport Systemsの略。語義は「高度な道路交通システム」ということですが、近年は「クルマ・交通」という枠にとどまらず、私たちの生活とどのようにつながるか、社会をどのように変えていくか、という視点で大きな拡がりを見せています。今回も、世界中から研究者、専門家、関連企業が多数参加し、最新の研究成果や製品開発動向などが披露されますので、私も行って、最先端の動向を直に感じたいと思っています。

 当社グループも論文18本を発表するほか、「Smart Connected Society」をコンセプトにした180m²のブースを出展、交通インフラ、自動車関連、エネルギー関連の製品をご紹介します。情報通信技術を用いて、クルマと家、クルマと交通インフラをつなぐことで、環境にやさしく安全で快適な社会を実現するソリューションをご覧いただけると思います。また、当社ならではの製品として、超電導モーターや超電導ケーブルも展示しますので、ぜひご来場下さい。

 たくさんの皆様と、当社グループが描く「近未来の社会」のイメージを共有できますと幸いです。

こんなイメージのブースになります

住友電気工業(株)社長 松本正義

1944年生まれ、兵庫県出身。
1967年住友電工入社。中部支社長、常務取締役、専務取締役を経て2004年6月社長就任。
趣味はジョギング、読書、絵画鑑賞など。中学時代は野球、高校では柔道、大学では陸上競技のやり投げ選手としてインターカレッジ出場経験もある。

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