2015年03月23日 18:00 渡辺康幸さんがご入社下さることになりました


 このたびご縁があって、今月末で早稲田大学競走部駅伝監督を退任される渡辺康幸さんに当社にご入社頂き、陸上競技部をご指導頂けることとなりました。3月19日に東京で、渡辺さんと一緒に記者会見に臨みました。

渡辺康幸さんがご入社下さることになりました

 当社では、社会貢献の一環としてスポーツ振興のお役にたてないかと、陸上競技にも力を入れております。幸い皆様のご声援のおかげで、当社陸上競技部は、昨年、今年とニューイヤー駅伝に出場させて頂くことができましたほか、会社としても「びわ湖毎日マラソン」や「大阪マラソン」などに協賛し、また私自身も大阪陸上競技協会の会長をさせていただくなどしております。

 そんな中で、渡辺さんとお話しする機会がありました。渡辺さんといえば、現役時代、指導者時代を通じて日本の長距離界のスターであり、私も一方的に存じ上げておりましたが、実際にお目にかかってお話ししますと、選手育成の考え方に共感できるところが多くあり、二人で大いに盛り上がりました。その後になって、早大競走部を勇退されるとお伺いしたため、お声をかけさせていただいたものです。

渡辺康幸さんがご入社下さることになりました

 会見をした19日には、サッカー男子日本代表選出の記者会見がほぼ同時刻に開催されていたそうですが、当社の会見にも約40名の報道関係者が来て下さり、新聞、インターネットなどでも大きく報道されました。改めて渡辺さんへの期待の大きさを認識した次第です。

 当社は陸上競技の世界ではまだ新参者であり、渡辺さんも会見で「マラソン指導者としてはゼロからのスタート」と仰っていました。だからこそ渡辺さんには、過去のやり方やしがらみに捉われない、最新のトレーニング理論に基づく合理的・科学的な手法でのマラソン選手育成を期待しております。

 マラソンで日本記録が最後に更新された2002年の時点では「世界」の背中はまだ何とか見えていましたが、その後、世界は「高速化」の時代に突入し、記録は3分近く短縮されました。一方、日本歴代10傑には最近10年の記録は3つしかないそうです。こんな話を聞くと、私たちが新しいやり方にチャレンジすることにも意義があると思います。最初は「住友電工が何か面白いことをやっている」というところから始まって、いずれ「日本の陸上界の指導方法が変わった」と言われるようになり、世界の舞台で戦えるマラソン選手が出てくれば大変うれしいことです。

 とはいえ、人材育成は、まさにマラソンレース。時間がかかりますし、「走りながら考える」部分もたくさんあると思います。どうか長い目で見て応援下さいますようお願いします。

渡辺康幸さんがご入社下さることになりました

2015年03月20日 16:30 関西看護医療大学の卒業式にて


 淡路島出身のご縁で、同地にある関西看護医療大学の後援会長をお引き受けしております。先日も卒業式にお招きを受け、巣立つ若者の皆さんにご挨拶を述べる機会をいただきました。恥ずかしながら、少しご紹介させていただきます。

 私が大学卒業する際に、恩師からもらったアドバイスは、「社会に出れば、寝ている以外の時間は仕事のことで頭が一杯。だから、もし仕事が楽しくなければ、人生そのものも楽しくなくなる。仕事を楽しいものにするにはどうしたらよいか考え、行動することが大切だ」というものでした。

 仕事を楽しむには、どうすればよいでしょうか。

 卒業式では、まず「何事につけ準備万端で臨むように心がけよう」と申し上げました。私の会社人生でも、難しい仕事が次から次へと押し寄せてきましたが、自分なりに納得のいく準備ができておれば、なぜか不思議と勇気が湧いてきたものです。事前の準備を心がけることで、周囲からも信頼されるようになりました。

 また、当社の故 亀井正夫 元会長の海外出張にお供した際に、「松本、困った時こそ知恵が出るんや」と言われた話もご紹介しました。私たちは、ちょっと良くないことがあると、「もうダメだ」と諦めてしまいます。物事が計画通りに進まないと、くじけそうになります。しかし私はそんなときでも、「負けてはいけない」「困った時こそ知恵が出るのだ」と自分に言い聞かせて、今日まで過ごしてきたつもりです、と。

 看護医療という仕事には、さまざまな難しさがあることでしょう。しかし、私たちの暮らしに必要欠くべからざる、大切な仕事であります。卒業生の皆さんそれぞれが、そんな仕事に携われることに誇りを持ち、どのようにすれば楽しく仕事ができるようになるか、いろいろ悩んで試行錯誤を重ね、自分なりのやり方を見つけて下さればと思います。若い皆さんのご活躍を期待しております。

2015年03月20日 09:00 昇進者への研修


 会社生活の中で、担当業務の変更、異動、転勤、出向など、いろんな節目がありますが、昇進も大きな節目の一つでしょう。当社では、毎年1月が昇進の時期になっており、そこから3月頃までの間に、いくつかある階層ごとに、新たに昇進した社員を集めて研修を行っています。

昇進者への研修 内容は、安全、人権、コンプライアンスから、ダイバーシティ、経営戦略まで多岐にわたりますが、この機会に再確認してほしいことばかりです。そして、研修の締めくくりには、役員が経験談などを語ることになっており、主幹(部長級)、主席(課長級)昇進者には、毎年私が話をしています。

昇進者への研修 次代を担う世代に伝えたいことはたくさんあるのですが、限られた時間で話さなければなりませんので、今年は、折に触れて書き溜めてきたことを箇条書き的に紹介しました。コミュニケーション、三現主義などから、リーダーへの期待、人材育成への意識、創造的な仕事の必要性、リベラルアーツの大切さなどまで、これまた多岐にわたってしまいましたが、これまでにもいろいろな機会に私が語ってきたことですので、改めて咀嚼し、体現してくれればと期待しています。

 研修後は、受講者と役員、講師が集まって懇親会をするのが当社の恒例。「初めて、社長と直接話をした」という社員も少なからずいますし、私にとっても、新技術の開発状況から職場の雰囲気まで、最前線の生の声を聴ける貴重な機会であります。

2015年03月10日 17:30 大学講座への寄付、学術・研究助成の贈呈式


 当社グループでは、「人材の尊重」「技術の重視」「よりよい社会・環境づくり」をテーマに、自律的な社会貢献活動に取り組んでおり、その一環として国内外のさまざまな分野における人材育成と学術振興を行う「住友電工グループ社会貢献基金」を2009年4月に設立、活動をしております。(2010年2月に公益財団法人に認定)

 本基金の活動の柱の一つとして、大学講座への寄付や学術・研究助成がありますが、去る3月3日に、今年度、対象となった講座や活動への贈呈式を行いました。ご出席いただいたのは、新規選定3講座、過年度からの継続5講座、それに19件の学術・研究活動の先生方です。今回も、当社グループの事業領域にこだわらず、神経科学やナノマイクロ科学といった分野から、経済学、教育学などまで、広範な研究を対象とさせていただきました。また、寄付が終了した講座の先生方にもお越しいただき、これまでの研究の成果などをご紹介いただきました。



 贈呈式の後、先生方とお話ししましたところ、「目立たない自分の研究を選定してくれたことがとても嬉しく、大きな励みになる」「寄付のおかげで、研究が進んだばかりか、若手研究者をステップアップさせることができた」などといった声も頂戴しました。寄付・助成の金額は決して大きなものではないと思いますが、微力ながらもお役に立っていることがわかり、たいへん嬉しく思いました。


当社の社会貢献について

公益財団法人 住友電工グループ社会貢献基金

2015年03月05日 15:05 第70回びわ湖毎日マラソン


 3月1日(日)に、第70回びわ湖毎日マラソンが開催されました。当社が特別協賛させていただくのは、第68回以来3回目。大会前日はうららかな日和で、関係者の皆さんも「明日の降水確率が90%というのは本当か?」と言っておられたほどでしたが、一夜明けると予報通り冷たい雨が降っておりました。



 12時30分にスタートした後も、雨がやむ気配はありませんでしたが、それでも沿道にはたくさんの人が応援に出ていました。私は、表彰式が控えていたため、沿道には出ずに競技場控室のテレビで観戦しておりましたが、雨脚は画面でも見えるぐらい強く、おまけに時折強い風も吹くなど、選手の皆さんにはたいへん厳しい条件でした。ゴールで42.195kmを走りきった選手たちを迎えましたが、どの選手も体が冷え切って震えが止まりませんでした。

 当社の藤村選手も、寒さのせいか8kmあたりで足が痙攣したとのことで、10kmぐらいで先頭集団から脱落、最終的には58位に終わりました。ゴール後に私たち応援団のところに来てくれましたが、分厚いロングコートを羽織ってもまだガタガタと大きく震えておりました。風雨が強くなると目も開けていられない状態だったそうですが、厳しい天候のレースを経験したことは、決して無駄にはならないと思います。同僚の藤山選手の欠場でプレッシャーもあったと思いますが、捲土重来を期して心身ともに鍛えてくれればと思います。



 そんな中で、3年ぶり2度目の優勝を果たしたサムエル・ドゥング選手(ケニア)は、2位に2分以上の大差をつける2時間9分8秒でゴール。さすがというほかありません。

雨のため表彰式も競技場スタンド下で。左から、優勝のドゥング選手、メウッチ選手(2位 イタリア)。私と握手しているのが、2012年大阪マラソンで私が月桂冠をかぶせたバトオチル選手(3位 NTN モンゴル)、前田和浩選手(4位 九電工)。 これで、びわ湖毎日マラソンでの海外選手の優勝は13回連続となりました。世界選手権などの代表選考レースの場合、選考基準との関係から「日本人トップ」などという報道もなされますが、日本人選手の皆さんには世界と戦うことを忘れずに頑張ってほしいと思います。

 最後になりましたが、雨に濡れながら、沿道あるいは競技場で応援して下さった皆さん、大変ありがとうございました。この天候だったからこそ、皆さんのご声援が選手の大きな力になったことと思います。

住友電気工業(株)社長 松本正義

1944年生まれ、兵庫県出身。
1967年住友電工入社。中部支社長、常務取締役、専務取締役を経て2004年6月社長就任。
趣味はジョギング、読書、絵画鑑賞など。中学時代は野球、高校では柔道、大学では陸上競技のやり投げ選手としてインターカレッジ出場経験もある。

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