2016年01月22日 09:00 ダイバーシティ推進のための社内向けビデオ

 11月の投稿でご紹介しました「ダイバーシティ推進のための社内向けビデオ」ができました。その中で、米国駐在時代のこんなエピソードを話しました。

*  *  *

 1973年にシカゴに赴任しましたが、実際の仕事は、「海外駐在」という言葉から想像されるイメージとは違って、自分で車を運転し、見かけた町工場に片っ端から飛び込んで実演販売するキャラバンセールスでした。まだ日本製品にあまり良いイメージがない時代で、かつ第二次大戦による反日感情もかなり残っており、なかなか注文が取れませんでした。

 シカゴから車でミシガン湖沿いに北上すると、1時間ぐらいでケノーシャという町に着きます。そこにあった自動車メーカーA社でも、最初の1年間はまったく相手にしてもらえませんでした。購買担当者は、大戦で日本軍と戦った人でした。

 しかし、めげずに通ううちに、彼から「Mike!」とニックネームで呼ばれるようになりました。「お前の親たちとは戦ったが、お前には関係ないことだ」などと話してくれるようになり、少しずつ注文ももらえるようになりました。

 そんなある日、彼に「オレはもうリタイヤする。今日は飲もう」と誘われました。バーに入ると「Mike, how old are you? 年齢の数だけジントニックを飲め!」と来ました。「よし」とばかり、出てきたグラスをすべて空けますと、「OK。では明朝8時に来い」、と。

 翌朝、ズキズキする頭を押さえながら訪ねたオフィスで、彼は会社人生最後の仕事として、私に500ドルの注文をくれたのです。決して大きな金額ではありませんでしたが、彼の気持ちが伝わってきました。言葉、文化、考え方は違っても、人間は根っこのところでは同じなんだ、ということを肌で感じた瞬間でした。

*  *  *

 現在、当社では「ダイバーシティ(多様性)を推進しよう」という旗を掲げておりますが、そのココロは、「多様な価値観、コンセプト、アイディアなどを受け止め、それらを目的・目標に向かって統合していく」というつもりであります。単に多様な状態のままでは混沌としたままですが、それらをうまく統合できれば「強み」になります。表面的な「多様性の実現」がゴールではなく、真のゴールはその先にあります。

2016年01月06日 10:05 3回目のニューイヤー駅伝は・・・

 今年も元日はニューイヤー駅伝の応援のため、群馬にまいりました。当社チームの出場は3回目。今回は、過去2回に比べても暖かい日和でしたが、レース後半には上州名物からっ風が吹き荒れ、ランナーには大変だったようです。

  • 5区を力走する熊谷選手

    5区を力走する熊谷選手

  • レース後、アンカーの藤山選手(右)と

    レース後、アンカーの藤山選手(右)と

 さて、当社チームは、1区で竹澤選手が粘ってトップと5秒差の5位と上々の滑り出しでしたが、それが襷(たすき)を受けた後続の選手たちのプレッシャーになったのか、走りが硬くなってしまったようです。いったん順位を落とすと、前との差はどんどん開き、最終的には順位、記録とも過去2回を下回る38位に終わりました。

 それでも選手たちは、最後までレースを投げ出すことなく奮闘しました。これも応援の皆さんから暖かいご声援を頂戴したからだと思います。ありがとうございました。

 結果については真摯に受け止め、冷静に分析することが必要ですが、いつまでも引きずってはいけません。今年から陸上競技部の指導体制も変わりますので、選手・指導者が今回の悔しい経験を今後に生かしてくれることを期待しています。

3回目のニューイヤー駅伝は・・・

2016年01月05日 14:10 レドックスフロー電池の設置工事が完了

 あけましておめでとうございます。
 皆様、どのような新年をお迎えになりましたでしょうか。
 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 さて、北海道電力さんの南早来変電所に設置工事を進めておりましたレドックスフロー電池ですが、予定通り完工し12月25日から動き出しております。

(⇒プレスリリース:南早来変電所大型蓄電システムの実証試験開始について

 万一何かあった場合に備えて、当社の担当者も現地で越年してくれたとのことですが、先ほど「順調に稼働してますよ」との報告を聞き、胸をなでおろしたところです。

 今後、平成30年度までの予定で、北海道電力さんと一緒に、風力発電や太陽光発電の出力変動に対する調整力としての性能実証、最適な制御技術の開発などに取り組むことになっております。

 レドックスフロー電池は、このたび日本経済新聞社さんから「2015年 日経優秀製品・サービス賞」の「最優秀賞」をいただけることとなりました。北海道での実証実験を通じて、安全・長寿命で、大容量・大出力に適したこの電池の実力を証明してまいります。

建屋の外観

建屋の外観

住友電気工業(株)社長 松本正義

1944年生まれ、兵庫県出身。
1967年住友電工入社。中部支社長、常務取締役、専務取締役を経て2004年6月社長就任。
趣味はジョギング、読書、絵画鑑賞など。中学時代は野球、高校では柔道、大学では陸上競技のやり投げ選手としてインターカレッジ出場経験もある。

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