第1回中華人民共和国職業技能大会が閉幕
～公式スポンサーとして製品・技術サポートを実施～

2021年1月25日

住友電気工業株式会社（本社：大阪市中央区、社長：井上治、以下当社）が公式スポンサーを務めた「第1回中華人民共和国職業技能大会」が、2020年12月10日（木）～13日（日）に広東省広州市にて開催されました。当社は、「情報ネットワーク施工」競技部門向けに、光ファイバ融着機および光配線材の提供、技術サポートを行いました。金・銀メダリストおよび大会運営委員会より、当社製品とサポートに対して高い評価をいただきましたのでお知らせします。

本大会は、2022年上海開催の技能五輪国際大会に出場する中国代表選手が決まる重要な大会であり、開会式では、胡春華国務院副総理が習近平国家主席からの祝辞を代読し、開会を宣言するなど、中国国内でたいへん注目を集める大会となりました。

＜開会式の様子＞

2,500名の参加者全員に対し3度のPCR検査を義務付けるなど、
コロナへの厳戒態勢の下に開催されています。

当社がスポンサーを務めた「情報ネットワーク施工」競技では、選手29名が、構内、ビル内、宅内を想定した情報配線システム構築に関する5つの課題に取り組み、施工の正確性やスピードを競いました。当社は光ファイバ融着接続機TYPE-82C+やT-400S、光ファイバカッタFC-8R、現地組立コネクタ、光成端箱を提供したほか、出場選手に製品使用方法などのトレーニングを行い、大会運営をサポートしました。選手達からは「融着性能が高く頼りになる」、「融着スピードが速くカッタも使いやすい」、「技術サポートが手厚く感謝している」との高い評価をいただきました。

張洪豪（ZHANG Honghao）選手

金メダル：張洪豪（ZHANG Honghao）選手

金メダルを獲得するために8～12時間の厳しい練習を毎日続けてきました。住友電工の融着機は高精度・高品質で非常に頼りになり、安心して競技に臨むことができました。2022年上海開催の技能国際五輪大会に中国代表で選出され、金メダルを獲得できるようにトレーニングに励みますので、今後も技術サポートをお願いします。