環境配慮製品・生物多様性保全
環境配慮製品について
エコマインド製品・・・第一段階
新製品の開発や既存製品の大幅な設計変更を行う際、製品アセスメントを実施しています。製品アセスメントを実施した製品を「エコマインド製品」として登録し、当社グループ内に登録結果を公開することにより、製品の環境配慮意識向上に努めています。
製品本体の評価項目 | 容器・包装の評価項目 |
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●資源の節約 ●有害物質の使用抑制 ●長寿命化 ●再利用容易性 ●リサイクル容易性 ●解体容易性 ●生産時の環境負荷低減 ●使用時の環境負荷低減 ●廃棄処分時の環境負荷低減 |
●資源の節約 ●有害物質の使用抑制 ●リサイクル容易性 ●廃棄処分時の環境負荷低減 |
エコ製品・・・第二段階
エコマインド製品のうち、特に環境面で優れた製品を、ISO14021に準拠した「エコシンボル制度」に沿って審査し、合格した製品を「エコ製品」として認定しています。この制度を通じて、環境に配慮した製品開発の促進を図り、市場への普及に努めています。
エコシンボル制度の審査項目

①有害化学物質の使用抑制
②リサイクル材料の使用比率改善 ③資源使用の削減
④回収エネルギーの使用 ⑤廃棄物の削減
⑥エネルギー効率、エネルギー管理、省エネルギー
⑦水使用の効率、水管理、水資源の節約 ⑧長寿命製品
⑨再利用可能、詰め替え可能 ⑩リサイクル可能
⑪解体可能な設計 ⑫分解可能、生分解可能、光分解可能
⑬堆肥化可能
地球温暖化対策製品・・・第三段階
「地球温暖化対策製品」の制度を創設しました。エコ製品のうち、社会的なCO₂排出量削減に貢献する製品を登録し、その削減効果を算定・開示することを通して、地球温暖化防止への貢献を図っていきます。
生物多様性保全の取り組み
2010年10月に愛知県名古屋市で開催されたCOP10(生物多様性条約第10回締約国会議)を契機に、わが国でも生物多様性に対する関心が高まっています。企業にとっても生物多様性保全の取り組みを推進することが求められています。
住友電工グループでは、生態系を守り、持続可能な資源利用が可能となるよう、原材料の調達や製品の設計・製造などの事業活動はもちろん、高機能な製品を通じたグローバルな貢献を目指しています。