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伸線加工技術

丸線・角線・平角線の加工

ダイス加工やカセットローラーダイス加工・
タークスローラーとダイスの複合加工等、
様々な形状に対応しています。

当社の強み

平角線の角部のめっき厚を確保し、平面部のめっき厚が均一です。
コネクタ用途では挿入力・保持力を確保した設計を実施しています。

錫めっき平角線の断面図を使った他社比較の図
優れた挿入性能
電気めっき後に平滑処理仕上げをすることにより、平面部の平滑性、角線のエッジ部におけるめっき均一性を有しており、コネクタ素子プリント基板などへの良好な挿入性能が得られます。
優れた半田付け性
錫めっき層と黄銅角線の間に金属拡散防止のためニッケル又は銅下地めっきを介在させており、また、表面が極めて平滑であり、良好な半田付け性を有します。
安定して低い接触抵抗
角線の持つ鋭いエッジと接触抵抗の低い錫めっき層との組み合わせにより、信頼性の高い接続性能が得られます。
ウィスカー発生防止
錫めっき層へのリフロー処理や平滑性処理仕上げにより、ウィスカーの発生は防止され、不慮の短絡事故を生じません。

スキンパス加工

コネクタ用途

高い扁平率の平角線(0.64×1.5mm、0.64×2.3mm)に対応しています。
線材化により全面へのめっき(コーナー部への均一なめっき)が可能です。

また、ダイス加工による平滑処理仕上げにより、スキンパス面での半田付け性が向上し、 角線のエッジ部までめっきの均一性が確保されます。

画像検査と探傷器を用いて高いめっき品質を保証
高い管理レベルが求められる自動車用途で多くの使用実績があります。
カメラ検査装置
錫めっき平角線を製造するためのカメラ検査装置の模式図

品質管理

蛍光X線膜厚計 / 電子顕微鏡 /
光学顕微鏡 / 電解式膜厚計

  • めっき線の引張試験をしている写真
  • 錫めっき線の引張試験をしている写真
  • めっき線を分析している写真
  • めっき線の顕微鏡観察している写真