H-PCF(ハード・プラスチック・クラッド・光ファイバ)の構造と特長解説

Home > H-PCFの構造と特徴解説

H-PCFの構造について

H-PCFの構造について

光ファイバの種類について

ファイバ種類

全石英ファイバ
(AGF or GOF)

ハードプラスチッククラッドファイバ(H-PCF)

プラスチックファイバ
(APF or POF)

構造

コア

石英ガラス
φ50μm、
φ62.5μm

石英ガラスΦ200μm

プラスチック
φ980μm

クラッド

石英ガラス
φ125μm

高硬度プラスチック
φ230μm、φ250μm

プラスチック
φ1000μm

光コネクタ加工性

伝送損失

1~3dB/km

最小5dB/km

200~400dB/km

H-PCFデータ伝送システムによるメリット

システムコスト低減

光データ伝送システムにおいて、コストの大きな割合を占めているのが、送信/受信の役割を果たす高価な光モジュール。逆に、光モジュールのコストを抑えることがシステム全体のコストを抑えることに繋がるのです。

LED/LD
H-PCFの場合

大口径コア

光軸精度を緩く設定できる
安価な光源が適応可能

システム全体として低コストで抑えられる

H-PCF圧着カット式コネクタ加工が適応可能

従来のコネクタ加工は、時間のかかる接着工程、熟練を要する研磨工程が必要な接着研磨方式で行われており、現地加工には適しておらず、またコスト高になる要因となっていました。

コネクタ加工デモ画像
コネクタ加工デモ画像

▼Media Player
▼Quick Time Player

H-PCFの場合

高硬度プラスチッククラッド

圧着カット方式コネクタが適応可能

現地加工に最適で、所要時間数分

コードの被覆を剥ぐ フェルール端子を
圧入/圧着 ファイバをカット

コードの被覆を剥ぐ

フェルール端子を
圧入/圧着

ファイバをカット

短・中距離用ファイバでも低損失
H-PCFの場合
POFの場合
石英ガラスコア

プラスチックコア

伝送損失が小さく、長距離伝送が可能 約1km

伝送損失が大きく、長距離伝送が不可能

システムマージンを大きく確保でき、
信頼性の高いシステムを実現

約数十m

ページの先頭へ