住友電工ホームへサイトマップお問い合わせ
製品情報会社案内プレスリリース株主・投資家情報研究開発CSR活動

プレスリリース 2012年

Home > プレスリリース > 2012年 > 4月17日

Thunderbolt光ケーブルのサンプル出荷を開始

2012年4月17日
住友電気工業株式会社

 当社は、Thunderbolt光ケーブルのサンプル出荷を開始しました。 2012年4月16日~19日に米国ラスベガスで開催される全米放送機器展「2012 NAB show」のインテルブースでのThunder- boltテクノロジーのデモンストレーションにおいて当社のThunderbolt光ケーブルが使用されます。

 Thunderboltテクノロジーは、インテルコーポレーションが開発した、10Gbpsの高速伝送を実現し、デュアルプロトコルソリューションによりPCI ExpressとDisplayPortをサポートする革新的な接続技術です。 当社は、インテルからThunderboltテクノロジーの技術仕様の開示を受け、Thunderboltケーブルの出荷を開始していますが、このたび当社の光ファイバケーブル技術および光モジュール技術を融合し、長距離伝送を可能とするThunderbolt光ケーブルを開発し、サンプル出荷を開始しました。

 

 当社のThunderbolt光ケーブルの開発およびサンプル出荷にあたり、インテルコーポレーション サンダーボルトマーケティング ディレクターのジェイソン・ジラー氏は次のように述べています。 「Thunderboltテクノロジーは、10Gbpsの高速伝送を実現する革新的な接続技術です。我々は住友電工のThunderbolt光ケーブルが、サンプル出荷されることをうれしく思います。映像業界のように長いケーブルを必要とする方々に本製品を提供できることを期待しています。」

 
Thunderbolt光ケーブル

 

本製品の特長は以下のとおりです。

 

(1)Thunderbolt接続の長距離化

 Thunderbolt光ケーブルは、ケーブルの両端末のコネクタ内で電気信号と光信号の変換を行い、光ファイバによって信号劣化させることなく長距離伝送するアクティブ光ケーブルです。端末のインターフェースはThunderboltメタルケーブルと同じであり、既存のPCおよび周辺機器のThunderboltポートに接続することが可能です。ケーブル長は最大20mまでとなります。

 

(2)しなやかで曲げに強い光ケーブル

 Thunderbolt光ケーブルの直径は現行の当社Thunderboltケーブルと同じ直径4.2mmですので、取り扱い性は遜色ありません。本光ケーブルは民生機器での使用を想定し強靭性、堅牢性を追求しました。当社が専用に開発した光ファイバを採用することで、例えば完全に180°折り返す「ピンチ」や結び目を作ってしまう「ノット」状態に対しても高い耐久性を持ちます。

 

以上

 

・インテル、Thunderboltは、米国およびその他の国におけるIntel Corporationの商標です。

・PCI Expressは、米国およびその他の国におけるPCS-SIGの商標または登録商標です。

・その他記載されている会社名、商品名は一般に各社の商標または登録商標です。

ページトップへ
(C) 2014 Sumitomo Electric Industries, Ltd.
サイトのご利用にあたって個人情報保護方針