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プレスリリース 2013年

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電解型バラスト水処理装置開発の技術研究組合設立について

2013年1月7日
アタカ大機株式会社
住友電気工業株式会社
日立造船株式会社

アタカ大機株式会社(大阪市此花区、社長:小川 泰雄、以下、アタカ大機)、住友電気工業株式会社(大阪市中央区、社長:松本 正義、以下、住友電工)、日立造船株式会社(大阪市住之江区、社長:古川 実、以下、日立造船)の3社は、低消費電力の電解型バラスト水処理装置を開発し、海洋環境保全の貢献を目指した技術研究組合の設立について申請しておりましたが、このほど、経済産業省および国土交通省に認可され、「エコマリン技術研究組合(理事長:田中 茂 住友電工専務取締役)」を設立いたしました。

技術研究組合は、組合員同士が共同研究を行うための法人格をもつ相互扶助組織で、組合員が研究者や研究費、設備等を出しあって共同研究を行い、その成果を共同で管理・活用することが可能です。また、研究開発完了後は、技術研究組合を株式会社や合同会社へと組織を移行させることが可能です。

今回設立したエコマリン技術研究組合は、住友電工の優れたフィルター技術とアタカ大機の洗練された電解技術および日立造船が有する船舶構造に関する知見を最大限に融合させ、「環境に優しい」をコンセプトに、小型・低消費電力で高性能な電解型バラスト水処理装置の開発を行うと共に、開発段階におけるプロモーション活動を行います。製品開発及び型式承認の取得は、平成26年度末までの完了を目指しており、その後は3社による合弁会社への組織変更も視野に入れています。合弁会社への移行後は、平成31年度までに住友電工が開発中の紫外線型バラスト水処理装置「Ecomarine」*とエコマリン技術研究組合で新たに開発する電解型バラスト水処理装置の両方で累計受注高1,000億円を目標としております。

なお、エコマリン技術研究組合の概要は以下のとおりです。

名 称 エコマリン技術研究組合
(英文名:Ecomarine Technology Research Association)
設 立 日 平成24年12月20日(認可日:平成24年12月12日)
所 在 地 大阪市此花区島屋1丁目1番3号
(住友電気工業株式会社 大阪製作所内)
組合役員 理事長:田中 茂(住友電工専務取締役)
理 事:小橋 亙(日立造船取締役)
理 事:百瀬 祥一(アタカ大機取締役)
組合目的 ・低消費電力の電解型バラスト水処理装置開発
・海洋環境保全の貢献
開発製品 フィルター+電解装置によるバラスト水処理装置(定格500m³/hを計画)
業所管省庁 経済産業省および国土交通省による共管

以上

* Ecomarine は、住友電気工業株式会社の登録商標です。

共同開発するバラスト水処理装置のイメージ図
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