当社グループは、2010年よりアルミ電線を使用した自動車用ワイヤーハーネス(以下、「アルミハーネス」)の量産を開始しました。以降、さらなる技術開発を進めるとともに、燃費向上に寄与する自動車の軽量化ニーズの高まりもあり、当該事業は順調に拡大しつつあります。
こうした中、今後、東南アジアや中国での自動車用アルミ電線の需要伸張が期待されることから、海外では当社グループ初となる製造拠点をタイに設立することとしました。
具体的には、当社グループ会社であるSEI Thai Electric Conductor Co.,Ltd(以下、「STEC社」)が、同社敷地内に自動車用アルミ電線工場を建設し、2014年9月より量産を開始する予定です。日本で培った最新技術を展開し、アジアを中心とした成長市場の需要を積極的に捕捉していきます。
タイ アルミ電線製造拠点の概要
量産開始 |
2014年9月 |
人員 |
約70人(量産開始時) |
生産能力 |
約100t/月(量産開始時) |
STEC社の概要
商号 |
SEI Thai Electric Conductor Co.,Ltd |
所在地 |
タイ王国・ラヨーン県 アマタシティ工業団地 |
設立 |
2012年4月 |
資本金 |
11.1億バーツ (住友電工グループ100%出資) |
以上