昨今、コミュニケーションの活性化やビジネスプロセスの効率化の実現に向け、企業など様々な組織で、スマートフォンやタブレット端末などのスマートデバイスの業務導入が進んでいます。一方、スマートデバイスは、その可搬性や情報容量の大きさから、紛失などによる重大なセキュリティリスクが懸念され、組織のセキュリティポリシーに則り、これらを確実かつ効率よく管理することが重要になっています。
「MCore IT資産管理システム」は、IT資産管理からセキュリティ管理までを統合的にサポートするシステムで、2003年の発売以来、好評を頂いています。今般、スマートデバイスの各種設定やセキュリティポリシーへの適合状況を集中管理できる「MCoreMDM」を開発し、これをオプション機能とした「MCore IT資産管理システム V5.3R2」を、SI / NIベンダーを通じて販売します。
MCoreMDMの主な特長
- (1) 紛失対策
- スマートデバイスの紛失時には、遠隔操作でのロック、初期化が可能です。万一、遠隔操作ができない場合でも、無通信ロック* が可能です。また、端末から取得した位置を地図上に表示できます。
- (2) スマートデバイスの一括設定
- 組織のセキュリティポリシーに合致させるべく、管理対象のスマートデバイスに使用制限設定などを一括に設定することが可能です。
- (3) スマートデバイス機能の使用制限
- スマートデバイスに付属する、アプリケーション、SDカード、カメラなどの機能も各種制限が可能です。
- (4) Webフィルタリング
- 不正サイトなど特定URLへのアクセス制限ができ、社内情報の書き込みや情報漏洩などのリスク低減に寄与します。制限方法は、ホワイトリスト・ブラックリストの両方に対応しています。
- (5) Web閲覧履歴の管理
- Web閲覧履歴を管理サイトで集中管理できます。閲覧履歴を踏まえ、Webフィルタリングの設定を変更することで、情報漏洩リスクの低減や管理業務の効率化に貢献します。
- (6) 豊富なスマートデバイスOS・機種対応
- Android端末は、現在Android2.2~4.1までに対応。なお、国内主要通信事業者のスマートデバイスには、全て対応していく方針です。(ただし、WiFi端末は主要機種のみに対応)
iOS端末については、iOS4.0~6.1の全ての端末に対応。
* 無通信ロック:
端末と管理サーバーが一定期間通信できない場合、自動で端末をロックする機能。
※スマートデバイスの種別により、上記機能の対応状況は異なります。
※MCoreMDMは株式会社オプティムの技術協力を得て開発しました。
以上
【補足資料】
■ 「MCore IT資産管理システム V5.3R2」の機能
- (1) 基本機能
- インベントリ管理、ライセンス管理、IPアドレス管理、メッセージ配信機能
ソフト配布機能、ウィルス対策ソフト対応、サテライトプロキシ機能
- (2) オプション
- MDM、デバイス管理、操作ログ管理、パッチ管理、検疫機能、リモートデスクトップ
■ Webサイト
■ 住友電工システムソリューション株式会社の概要
(1) 設立 |
2006年10月1日 |
(2) 資本金 |
4.8億円 (住友電気工業100%出資) |
(3) 従業員数 |
827名 |
(4) 代表者 |
代表取締役社長 鷲見 公一 |
(5) 本社所在地 |
東京都文京区関口1-43-5 |
(6) 事業内容 |
情報通信ネットワーク、道路交通関連システム、電子機器に関するハードウエア・ソフトウエアの開発・設計・製造・施工・保守 |
▼本件に関するお問い合わせ
住友電工システムソリューション株式会社
ソリューション事業本部ネットワークシステム事業部営業部
TEL :03-5273-7587
Email : mcore-visitor-ml@seiss.co.jp
- MCoreは、住友電工システムソリューション株式会社の登録商標です。
- Androidは、米国 Google Inc. の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
- iOS は 米国 Cisco Technology, Inc の米国およびその他の国における商標または登録商標であり、ライセンスに基づき使用されています。
- Wi-Fi は、米国 Wi-Fi Alliance の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
- その他、本書に記載されている会社名・製品名等は、各社の商標または登録商標です。