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プレスリリース 2013年

 

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和歌山県立医科大学と住友電工が包括的連携協定を締結

~産学連携によるイノベーションの推進を通じて先進的な医療機器の創出等を実現~

2013年7月10日
公立大学法人和歌山県立医科大学
住友電気工業株式会社

公立大学法人和歌山県立医科大学(理事長:板倉 徹、以下「和医大」)と住友電気工業株式会社(社長:松本 正義、以下「住友電工」)は、産学連携によるイノベーションの推進を通じた先進的な医療機器の創出等の実現により、両者の発展並びに国民福祉の向上に貢献することを目的とした、包括的連携協定を結ぶことに合意し、平成25年7月10日に協定書に調印しました。

包括的連携協定は、先進的医学研究に基づき高度医療を実践する和医大が有する多様な医療分野のニーズと、住友電工が保有するモビリティ、エネルギー、コミュニケーション分野を中心に培ってきた技術シーズをマッチングさせることで、先進的な医療機器の創出等を実現し、日本の医療機器産業の発展や国民福祉の向上に貢献してまいります。

和医大は、江戸時代の郷土の偉人である医聖・華岡青洲をルーツとし、その教えを受け継いで、教育、研究そして臨床の3本柱を使命としています。教育では医療人として崇高な人格形成に重きを置き、また臨床では高度で最新の医療を提供することで社会貢献に努めています。

研究においては、癌、循環器病、消化器病、神経疾患や免疫疾患などの治療の背景となる基礎的研究を重視し、研究から臨床適用への「トランスレーショナル・リサーチ」を活発に行い、世界に発信できる高い水準の研究を目指しています。このような研究成果がいち早く社会に還元されるには、産業界との連帯が不可欠と考え、現在、産学連携の取組を強めています。

住友電工は、住友の銅事業を起源に持ち、モビリティ、エネルギー、コミュニケーションという3つの事業領域(以下「現領域」)を中心に、社会の発展に貢献する様々な製品・サービスを提供してきました。本年5月に公表した新中期計画“17VISION”では、「現領域の変革・伸長」、「融合領域への展開」、「新規領域への挑戦」を成長戦略のコアに設定しました。

「新規領域への挑戦」におけるターゲット領域の一つがライフサイエンスであり、医療機器等の分野における新たな事業領域の創出を目指しています。従来から医療分野の材料・部品等の開発については個別に研究機関との共同開発を行ってきましたが、和医大との連携においては、より広い視野での新規事業探索を進めていく予定です。

この協定締結に先行して、平成25年5月14日に第1回マッチング交流会を試験的に実施した結果、和医大が研究している先端的医療分野において、住友電工が保有している技術の応用可能性が明らかになりました。今後、年4回程度のマッチング交流会を開催し、有望な共同開発テーマの探索を進めます。また、共同開発を進める中で、必要に応じて両者の研究者の交流の促進も図っていく所存です。

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