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プレスリリース 2013年

 

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インドネシアに切削工具技術サービス拠点を開設

2013年10月10日
住友電気工業株式会社

当社は、インドネシア市場における切削工具の販売拡大の一環として、切削工具技術サービス拠点「インドネシアツールエンジニアリングセンター」(以下、In-TEC)をこのたび開設しました。

経済成長が続くインドネシアでは自動車需要が急拡大しており、自動車生産の伸びとともに切削工具の現地需要も伸長しています。

当社は、今年9月にインドネシアの現地生産拠点PT. Sumiden Hardmetal Manufacturing Indonesia(以下、SUMIA社)で切削工具製品の生産を開始しました。SUMIA社の順調な立ち上がりに伴い、現地販売会社 PT. Sumitomo Electric Hardmetal Indonesia(以下、SEHI社)は、インドネシア現地での技術サービスの充実を図るため、「インドネシアツールエンジニアリングセンター」(以下、In-TEC)をSUMIA社敷地内に設立し、10月7日に開所式を行いました。

当社では、最新の工作機械や分析・計測機器、セミナールーム等を備え、専門スタッフを擁するTEC(ツールエンジニアリングセンター)を国内外に展開し、お客様に最新の技術サービスを提供しております。 今回開設したIn-TECは、切削工具メーカーによる技術サービス拠点として、同国初の施設となります。また、今年6月米国に設立したアメリカツールエンジニアリングセンター(A-TEC)を加えると、当社としては、日本国内に5拠点、海外に5拠点の計10拠点の技術サービス拠点を擁することとなりました。

インドネシア市場においては、生産拠点SUMIA社による超硬ドリル、CBN刃先交換チップ、ダイヤ焼結体刃先交換チップなどの現地生産と再研磨サービスに加え、併設するIn-TECにて、SEHI社による技術サービスを提供します。製販一体で現地需要に対応し、同市場でのシェア拡大を目指します。また、国内外のTECのネットワークを活かし、インドネシアに進出する日系ユーザーへのサポート体制を一層強化していきます。

SUMIA社 社屋 In-TEC デモルーム In-TEC セミナールーム

 

インドネシア・ツールエンジニアリングセンター (In-TEC)の概要

所在地 インドネシア共和国 西ジャワ州カラワン県 カラワン工業団地
(PT. Sumiden Hardmetal Manufacturing Indonesia 内)
延床面積 700m²(2階建)
投資額 1.5億円

インドネシア・製造会社 (SUMIA社)の概要

社名 PT. Sumiden Hardmetal Manufacturing Indonesia
所在地 インドネシア共和国 西ジャワ州カラワン県 カラワン工業団地
社長 田中 克享
事業内容 超硬工具、ダイヤ焼結体工具、CBN焼結体工具の設計・製造・修理・販売
資本金 7.5百万USドル(約7.5億円、1USドルを100円で換算)
出資比率 住友電工ハードメタル(株):80%   PT. Somagede Indonesia:20%
設立 2012年6月
生産開始 2013年9月
従業員数 2014年度:約100名
売上計画 2015年度:約7億円

インドネシア・販売会社 (SEHI社)の概要

社名 PT. Sumitomo Electric Hardmetal Indonesia
所在地 インドネシア共和国 ジャカルタ市 カサブランカ地区
社長 松林 育生
事業内容 超硬工具、ダイヤ焼結体工具、CBN焼結体工具等の切削工具の輸入・販売
資本金 380千USドル(約38百万円、1USドルを100円で換算)
出資比率 住友電気工業(株):99.8%   PT. Sumitomo Electric Wintec Indonesia:0.2%
設立 2008年9月 (工具部門の設立は2012年4月)
営業開始 2012年4月
従業員数 約16名
売上計画 2013年度:約12億円

以上

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