1.設立の目的等について
当社では、先般、2017年度を最終年度とする新中期経営計画(17VISION)を策定しましたが、エレクトロニクス事業では「グローバル営業体制の強化」をキーストラテジーとして掲げております。その一環として、今後の高成長が見込まれる中国において、エレクトロニクス製品(電子ワイヤー、フレキシブルプリント回路、熱収縮チューブ等)の販売統括会社を本年10月に設立、中国内の既存製造販売会社4社の営業機能(営業人員、顧客窓口等)を移管・集約した上で、本年12月より営業を開始しました。
従来は、既存会社(製品)毎の営業活動が主体でしたが、営業機能を集約することにより、営業活動の効率化を図るとともに、中国市場全体(分野・顧客)を俯瞰するマーケティング活動を強化することを目的としています。なお既存会社4社は、今後は製造会社として事業を継続します。
同販売統括会社は、中国内の既存会社4社の生産品目に加え、中国外の当社グループ会社の生産品目も取り扱うことで品揃えを拡充しつつ、華北、内陸部への分公司開設により広範囲な営業・流通網の整備を進め、多様化する顧客ニーズに応えて参ります。
2.新会社の概要について
社名
英文社名 |
住友電工電子製品貿易(上海)有限公司
Sumitomo Electric (Shanghai) Electronics, Ltd. |
事業内容 |
当社エレクトロニクス製品(電子ワイヤー、フレキシブルプリント回路、熱収縮チューブ等)の中国内における販売 |
所在地 |
本社:中国・上海市(自由貿易試験区)
上海分公司:上海市長寧区
深圳分公司:深圳市福田区
|
資本金 |
20.0百万人民元(約3.2億円) |
出資比率 |
住友電気工業株式会社 100% |
設立 |
2013年10月 |
営業開始 |
2013年12月 |
従業員数 |
約90名(営業開始時) |
【参考資料】
中国におけるエレクトロニクス製品(電子ワイヤー、フレキシブルプリント回路、熱収縮チューブ等)の製造・営業体制
製造拠点 |
中国外
の拠点 |
華東 |
華南 |
SESZ
(蘇州) |
SESH
(上海外高橋) |
SFPZ
(蘇州) |
SEPG
(深圳) |
営業拠点 |
新会社:住友電工電子製品貿易(上海)有限公司 |
SEPH |
* SESZ:住友電工(蘇州)電子線製品有限公司
電子ワイヤー製品、フレキシブルプリント回路の製造
* SESH:住友電工(上海)電子線製品有限公司
電子ワイヤー製品の製造
* SFPZ:住友電工(蘇州)超效能高分子有限公司
熱収縮チューブ等の製造
* SEPG:住友電工電子製品(深圳)有限公司
電子ワイヤー製品、フレキシブルプリント回路の製造
* SEPH:Sumitomo Electric Interconnect Products(Hong Kong) Ltd.
以上