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プレスリリース 2014年

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2014年度入社式 社長挨拶(要旨)

2014年4月1日
住友電気工業株式会社
社長 松本 正義

入社おめでとうございます。本日、これからの新しい時代を担う意欲と活気に満ち溢れた、多彩な経歴の皆さんをこうしてお迎えすることができ、社長として大変うれしく思います。住友電工グループを代表して、心から歓迎します。

当社グループは、2013年度から、新たな中期経営計画である17VISIONの達成を目指しています。この17VISIONでは、「イノベーション」をキーワードとした成長戦略のもと、社内の各部門において、目標達成に向けた計画を立案・実行していますが、全社として特に重点的に取り組むべき事項として、

◆ 既存顧客への対応力強化や新規顧客の獲得に加え、新市場を創出すること、

◆ グローバリゼーションとダイバーシティーを推進すること、

◆ 出口と時間軸を意識した業務を推進し、事業化加速に向けた取り組みを強化すること、

の3つを設定し、最終目標としてグループが理想とする「Glorious Excellent Company」の実現を目指しています。

そのためには新たに当社グループの一員となられた皆さん一人ひとりの活躍が欠かせません。そこで私からは、皆さんへの激励と期待の気持ちを込めて、次の2つのことをお願いしたいと思います。

1.仕事の基本を身につけ、それを愚直に実行する

法令や社会規範を遵守することはもちろんですが、会社にも事務ルールや作業手順など、仕事をする上で基本となるルールがたくさんあります。まずはその意味をしっかりと確認・理解した上で、与えられた持ち場での役割を誠実に務めるよう心掛けてください。

皆さん一人ひとりが当事者意識を強く持ち、組織の歯車に陥ることなく、自らが原動力となって、与えられた持ち場での仕事や役割を誠実に務めることが、当社グループの片隅だけでなく、全体を照らす大きな力となります。

またそのためにも、これからは「萬事入精」という考え方を胸に刻んで仕事に取り組んで頂くようお願いします。「萬事入精」は、住友事業精神の根幹にあたる考え方で、この言葉には「商売はもとより、まず一人の人間として、何事に対しても誠心誠意尽くす人であれ」という意味があります。住友400年の歴史の中で脈々と受け継がれてきた、住友家初代・住友政友が遺した考え方です。

2.コミュニケーションを大事にする

当社グループは世界30数カ国で20万人を超える巨大な組織となっていますが、その基礎になるのは、皆さんが属するそれぞれの職場です。各職場では、組織の目標達成に向け、健全な緊張感を保ちながらも、上司や先輩、同僚をはじめ、さまざまな関係者と活発なコミュニケーションを図ることで、温かく風通しの良い職場をともに作り上げるようお願いしておりますので、皆さんもその一員として積極的なコミュニケーションを心がけてください。

なおグローバリゼーションの進展によって、今後皆さんがそれぞれの職場で多様化された世界にコンタクトする機会が増えて、国籍、文化、性別も異なるメンバー同士で議論する機会も出てきますので、ツールとしての英語力は必ず身に付けるようお願いします。

今後とも健康と安全には十分留意され、素晴らしい会社生活を送って頂くことを祈念し、私からの挨拶と致します。

以上

(ご参考)

入社式日時:2014年4月1日 午前8時30分より

入社式場所:本社(大阪市中央区北浜4-5-33)

新入社員数:専門職142名、一般職5名、技術職55名

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