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広報誌 SEI WORLD 2012年

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SEI WORLD 2012年 02月号(vol. 413)

ネットワークカメラ専用 高速同軸モデム「MC5000シリーズ」

新たな配線なしにネットワークカメラシステムへの置き換えを可能に

  今回、ACLC(※1)のラインアップに追加した「MC5000シリーズ」は、ネットワークカメラを用いた映像監視システムを念頭に置いて開発した製品です。

  従来型アナログカメラシステムからIP通信機能を用いて映像伝送を行うネットワークカメラシステムへの置きかえを行う場合、通常はLANケーブルを新規配線する必要があり、これが導入コスト増の要因となっています。これに対して、MC5000シリーズを適用することにより、既存のアナログカメラの同軸ケーブルをそのまま流用することが可能となり、配線工事なしで、ネットワークカメラに必要な高速LAN環境を安価に構築できます。

  今後は、監視カメラシステムを手掛けるシステムインテグレータや警備会社に対して製品を提供していく予定です。

※1ACLC(Advanced Cable Link Communication):
既設の同軸ケーブルを用いて、高速で安定したLAN環境を安価かつ短期間で構築できる高速同軸モデム。2007年9月に販売を開始し、これまでホテル、病院、学校、集合住宅向けに多数の採用実績を有しています。

MC5110S(子機)

MC5310M(親機)

■標準的な構成

標準的な構成

・同軸給電により子機の電源が不要。
・子機からPoEでネットワークカメラに電源を供給。

Point1:PoE給電でネットワークカメラに電源供給

最近のネットワークカメラの必須機能PoE給電(※2)に対応しており、親機から子機に対して同軸ケーブル経由で給電、更に子機からネットワークカメラに対してPoE給電することができます。そのため、カメラ側では一切の電源工事が不要です。

Point2:従来機と同等の通信性能

ACLC従来機(CTE1510)の特長であった高速通信、長距離伝送、子機の複数台接続を継承しており、メガピクセル級の高画質なカメラ映像伝送及び監視エリアが広大な施設(駅、工場、ショッピングモールなど)への対応が可能です。

Point3:様々な便利機能を搭載

遠隔からカメラ電源をON/OFFできる機能(ネットワークカメラのフリーズ対策)や同軸の通信速度をLED色(緑、橙、赤)で「見える化」しており、システムの保守性向上に寄与します。

※2PoE給電(Power over Ethernet):
データと電力をLANケーブル1本で送るネットワーク給電技術。

・「ACLC」は、住友電気工業(株)の登録商標です。
・「Ethernet」 は、富士ゼロックス(株)の登録商標です。

住友電工ネットワークス(株)

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