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広報誌 SEI WORLD 2012年

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SEI WORLD 2012年 07月号(vol. 418)

「平成23年度技術進歩賞」を受賞

  当社は、ハイブリッド車、太陽光発電などの電源変換装置の高効率化・小型化に寄与する圧粉磁心、及び同材料を用いたチョークコイル(※1)の開発において(社)粉体粉末冶金協会より「平成23年度技術進歩賞」を受賞しました。

  本受賞は、変換ロスを従来類似材に比べ半減する独自の材料組成や高密度化プロセスによる圧粉磁心の材料開発と、本材料の特性を最大限活用した電磁気設計を組み合わせることにより、従来のフェライト製チョークコイルに比べ最大50%の体積低減を可能にしたことが評価されたものです。

  当社はすでにディーゼル燃料噴射電磁弁に圧粉磁心の量産実績があり、ハイブリッド車用の圧粉磁心リアクトル(※2)や、今回受賞したチョークコイルの実用化も進めています。

  今後も伸長が期待される環境対応自動車、新エネルギー分野に向けた製品開発を推進します。なお、本開発の一部は独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の平成21年度の実用化助成を受けて実施したものです。

 

 

チョークコイル用の圧粉磁心(ERコア形状)

 

※1チョークコイル:
高周波の電流において、脈動やノイズの除去のために用いられるコイル部品で、ほとんどの電源装置に用いられている。
※2圧粉磁心リアクトル:
ハイブリッド車においては、バッテリとインバータの間に位置する昇圧コンバータ内に搭載される装置で、エネルギーの蓄積・放出を交互に行うことで電圧を変換する機能を有する。

 

アドバンストマテリアル研究所、焼結製品事業部、住友電工焼結合金(株)

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