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広報誌 SEI WORLD 2012年

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SEI WORLD 2012年 07月号(vol. 418)

[今月のグループ会社紹介]WIN-I

  PT. SUMITOMO ELECTRIC WINTEC INDONESIAは、1995年に設立されたPT. OPTEC DD INDONESIA(旧 第一電工(株)の子会社)がその前身です。2002年の巻線事業の会社統合で住友電工グループ入りし、2008年には100%子会社となりました。現在の巻線生産能力は900t/月ですが、電装品用途では住友電工ウインテック(株)の海外拠点最大の生産量(800t/月)を誇ります。

【レポーター】中島 惣彦

高品質な巻線製品の供給で売上拡大に取り組むWIN-Iからのレポートです。

【レポーター】
中島 惣彦

 

アドミ部門の統括責任者として、事業計画から営業まであらゆる分野を担当

  WIN-Iは首都のジャカルタ市内から東に30km離れた西ジャワ州ブカシ県の工業団地内にあります。

  私はアドミニストレーション部門の統括責任者として、2007年4月から2012年3月まで駐在していました。事業計画の策定、製造部門との協力による設備投資の立案から始まり、日常業務では経理・財務・税務、購買・物流、情報システム、そして営業と幅広い分野を担当しました。

  インドネシアでは第二期ユドヨノ政権の安定した政策のもと、若年人口増加による内需の大きさも加わり、めざましい経済成長を遂げています。特にオートバイは交通インフラが未整備なこの国で、市民の移動手段として爆発的な売れ行きとなっており、2010年は740万台、2011年には800万台を突破しました。

  WIN-Iでは数年前から、内需を中心としたオートバイや自動車用電装品分野をねらった巻線販売に注力してきました。つねに生産能力と売上量、顧客の増産計画をモニターしながら適切な設備投資を企画・実行し、高品質な巻線製品を供給することにより、顧客満足の向上とともに当社の売上拡大を図るべく、全社員一丸となり取り組んでいます。

 

社内にあるモスク

 

事務所内の様子

 
 
■現地スタッフの紹介

ボナー・シナガ

ボナー・シナガ

  はじめまして、製造部門のシニアアシスタントマネジャーのボナー・シナガです。1997年に入社し生産管理を担当していましたが、2005年に総務に異動となり、人事や組合との交渉にもあたりました。そして2011年になって再び製造に戻り、従来の生産管理のみならず、生産現場の統括も兼務しています。

  昨年までの総務での経験は、今後の業務に大いに役立つと確信しています。

イダ・メッティ・アルミアティ

イダ・メッティ・アルミアティ

  こんにちは、経理アシスタントマネジャーのイダです。私は2008年に入社しました。以来財務会計を担当し、昨年からは予定・実際原価の対比による管理会計を修得中です。予定原価制度の導入プロジェクトにより、住友電工流の経理手法を学びました。

  今後は当社経営陣に対しより詳細な経営管理データを提供し、利益の向上に寄与できればと思っています。

 
【現地レビュー】力強い経済成長を背景にして
ジャカルタの高級ショッピングセンターと路地裏

  ここ数年、市内には大型のショッピングセンターが乱立し、買い物をする人々でにぎわっています。かつてジャカルタは治安が悪く、駐在員の間で夜間の外出は控えたほうがいいといわれていました。しかしこのような大型ショッピングセンターは警備も厳重で、安心して立ち寄ることができます(もっとも、日用品と食材程度の買い物ですが)。

  一方で街の路地には至るところに屋台や小さな商店が立ち並び、昔ながらの庶民の生活が垣間見えます。そのコントラストが、現在のインドネシアを象徴しているように思えてなりません。

 

2010年にオープンしたショッピングセンター

 

ショッピングセンター内

 
アメリカ大統領の訪問

  アメリカのオバマ大統領は少年時代の4年間をジャカルタで過ごし、2009年の就任以来、機会があればインドネシアを訪問したいとの希望を語っていましたが、2010年に遂に実現しました。ASEAN諸国の中で、唯一G20メンバーに選ばれたインドネシアを外交的にも重要視していることがうかがわれます。横浜で開催されたAPEC会議への出席直前で、インドネシア滞在は丸1日でしたが、当地では大歓迎ムードとなりました。

  9歳から2年間暮らした借家は現在もジャカルタ市内のメンテン地区にあり、ちょっとした観光スポットになっています。また大統領が通った小学校には、オバマ少年をモチーフにした銅像が飾られています。

 

オバマ大統領が少年時代に住んでいた民家

 

小学校とオバマ少年像

 

バリ島 棚田

 

インドネシア独立記念塔

 

ボロブドゥール遺跡の壁画

会社概要

WIN-I

名称 PT. SUMITOMO ELECTRIC WINTEC INDONESIA
設立年月 1995年10月
事業内容 マグネットワイヤ(巻線)の製造販売
代 表 者 伊藤 幸英
従業員数 200名(2012年3月現在)
日本人駐在員数 5名
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(C) 2014 Sumitomo Electric Industries, Ltd.
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