【現地レビュー】環境問題への意識が高いドイツのお国柄
日常生活でも関心の高い環境問題
欧州各国の中でも特にドイツは、環境問題への意識が高い国です。東日本大震災を契機に、すでに原発全廃を決定し、再生可能エネルギーへの転換をさらに推進していますが、日常生活の至る所でも環境・リサイクルへの関心の高さがうかがわれます。
アルミ缶でのビール販売は限定
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ドイツといえば自動車とビールを連想すると思います。この国では、自動車の路上での洗車は禁止されています(おそらく地下水の汚染防止)。このため、日本でよく見られる家での洗車風景を目にすることはなく、必ずガソリンスタンドなどの洗車場にて洗車されています。
また通常ビールは瓶での販売が一般的で、日本で主流となっているアルミ缶での販売は品種・数量とも極めて限られています。こうして販売されるビール瓶にはリファンドが課されており、各スーパーに備えられた回収機にて回収され、リファンドが得られる仕組みになっています。
資源ゴミのリサイクルに貢献
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街角のあちこちにガラス瓶や紙、古着などの回収ポストが備えられており、ガラスは色別に分類して回収されています。こうした資源回収のためのシステムは、日本も見習うべきだと思います。
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