いささか、社業から離れる話題ですが、住友電工 陸上競技部OB会名誉会長として、本稿をお借りして当社陸上競技部のPRを。ロンドン五輪の真っ最中でもあり、ご容赦ください。
7月23日に対外公表いたしましたが、九州の有力実業団チームであるSUMCO陸上競技部より、監督と選手の計6名の皆さんの移籍を受け入れることを決定、本年8月1日付で入社頂きました。今年2月の東京マラソンで2時間12分台を記録した藤山選手をはじめ、マラソン・10マイル走の実力者揃いです。当社陸上競技部は、毎年元日にTV放映もされるニューイヤー駅伝では、あと一歩のところ、予選で苦杯を嘗めてきましたが、実績のある新メンバーの加入によって、初出場という目標達成も十分視界に入ってきました。
短距離分野も、大幅に選手層が厚くなりました。残念ながら五輪出場はなりませんでしたが、男子100mの小谷選手、女子100mハードルの伊藤選手は、来年モスクワで開催される世界陸上出場を十分狙える実力があり、引き続き精進して欲しいものです。
跳躍分野でも、走幅跳の小川選手が7月の兵庫陸上競技選手権大会において、自己新記録更新で優勝という結果を出してくれました。
先日、当社伊丹製作所近くの住友総合グランドの陸上競技用トラックを、全天候舗装へ改修し、寄贈いたしました。住友総合グランドは、住友グループ社員だけでなく、地元の養護学校や中学生の陸上教室等にも開放、利用されています。伊丹製作所の開設70周年記念や地域社会貢献の観点から寄贈を決定したものですが、当社陸上競技部にとっても、練習環境が大幅に改善されます。これまでは、勤務終了後に兵庫県尼崎市のグランドに移動、練習をしてきたのですが、製作所近くの住友総合グランドでの練習が可能になります。
全員を本稿で紹介することはできませんが、陸上競技部全員が、それぞれ目標と時間軸(達成までのスケジュール)を明確にし、一歩ずつ前に進んでいって欲しいと思います。
また、皆さまにおかれましては、住友電工グループ同様、当社陸上競技部へのご声援のほど、宜しくお願いいたします。
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