【現地レビュー】歴史的建造物や観光スポットに溢れる南京市
緑を愛する国民性
南京市は約750万人の中国最大級の人口を有する江蘇省の省都です。近年の高速鉄道網の発展により、南京から上海へは1時間で、北京へも3時間半で行けるようになるなど、交通の便が非常によくなっています。
また歴史的にも南京市は、三国時代に呉の孫権が都を設置したり、中国国民党による中華民国時には、革命の父と称される孫文が臨時政府を置くなど、中国の政治舞台の中心としてさまざまな影響を受けた都市です。それゆえ歴史的建造物、観光スポットが数多く存在します。市の中心から車で15分のところにある紫金山の一角には、孫文の遺体が安置されている中山陵や、世界文化遺産に登録されている明朝時代の皇帝の墓である明孝陵などがあります。
また孔子を祀っている夫子廟は街のほぼ中心に位置し、その中には秦淮河という美しい景観の河や、1300年も続いた科挙制度において2万人が受験した中国最大の試験場跡もあり、連日昼夜問わず多くの観光客でにぎわっています。
また南京は大都市でありながら、街の至るところに緑を見ることができます。会社の中にも緑が多く、ほんとうに緑を愛する人が多いです。
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