■刃先交換式汎用高能率正面フライスカッタ「SEC-スミデュアルミルDGC型」
独創的な設計により、四角形・両面8コーナータイプと、八角形・両面16コーナータイプの2種の刃先交換チップが装着可能な刃先交換式の正面フライスカッタです。特徴の異なる2種のチップを使い分けることで、多種多様な加工に対応することができます。
強靭な刃先を持つ四角形・両面8コーナーチップは、切り込み量最大6mm、1刃当たり送り量最大0.4mmまでの大切り込み・高送りの高能率加工が可能で、加工コストと加工時間の大幅削減を実現します。
また、大きな刃先すくい角を持ち、高能率加工時でも切削抵抗を大幅に抑制し、鋭い切れ味を確保。切り込み量3mm以下の場合は、片面4コーナーチップのポジ刃型に匹敵するほどの低い切削抵抗値を示します。八角形・両面16コーナーチップを使用すると、より大幅な加工コスト削減が可能です。
刃先交換チップは2種の形状に加え、鋼から鋳鉄、難削材まで汎用的に使えるよう、7種の材種と5種のブレーカを揃えており、幅広い用途でお使いいただけます。
■溝入れ加工用工具「SEC-溝入れバイトGND型」
独自の高剛性ボディと高精度な刃先交換チップにより、高能率な切削条件下でも精度の高い、安定した加工を実現する最新型溝入れバイトです。
チップには6種類のチップブレーカをラインアップ。深溝加工や横送り加工、倣い加工など、様々な用途でも抜群の切りくず処理性能を発揮します。また、最新の高精度焼結技術によって製造されるチップは、刃幅2mmから6mmに渡る広いサイズで、刃幅公差±0.03mmという非常に高い精度での加工を可能とします。
チップを装着するホルダには、高剛性の特殊鋼を採用。また、チップ固定部からシャンクまでシンプルな一体型構造とし、形状を最適化したことで剛性が大幅に向上。加工中に発生する振動を、従来品比で最大30%も低減しました。このため、高能率加工においても、欠損などのトラブルの少ない、安定した長寿命加工を実現します。
■ナノ多結晶ダイヤモンド「スミダイヤバインダレス」
ダイヤモンドを超える究極のダイヤモンド、「スミダイヤバインダレス」は、数十ナノサイズの微細なダイヤモンド粒子が強固に直接接合した、ダイヤモンド単相のナノ多結晶体構造を持つ全く新しい人工ダイヤモンドです。単結晶ダイヤモンドより高い硬度を有しながら、劈開(特定の方向で割れやすい性質)という、単結晶ダイヤモンド特有の弱点を克服し、ダイヤモンドを超えると呼ぶにふさわしい強度を実現しました。
ブース内では「スミダイヤバインダレス」を刃先に用いたアライドマテリアルの超精密バイト「BL-UPC」と、同製品による超硬合金やガラスの加工事例などを展示。究極の素材が生みだす、切削技術の最先端をご紹介します。
その他にも、初公開の新製品や、当社の最新サービスを多数ご紹介しますので、是非お立ち寄りください。
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