日本とまったく異なる環境の中で設備管理を統括、生産量向上と原価低減が目標
当社は浙江省の省都杭州市から西へ40km離れた富陽市にあります。私は2009年8月に赴任し、駐在は約3年になります。赴任当初は新工場建設と設備の立ち上げを担当し、現在は設備管理を統括しています。新工場建設当時は日本とまったく異なる環境の中で、各種申請、工程・予算・安全管理など、非常に苦労しましたが、多くの方々の協力のおかげで計画通り、操業を開始することができました。
中国の光ファイバ需要は旺盛で、FTTX市場も立ち上がり始めており、今後も需要の伸長が期待されています。しかし、一方で品質要求と価格競争が非常に厳しい市場であり、競争に打ち勝つためにも当社には最先端技術と最新鋭設備を導入しています。設備の安定稼働と稼働率向上を図り、技術力をフルに発揮して生産量向上と原価低減を進めることが目下の最重要テーマです。
最近では原材料価格上昇や電力不足などの新たな課題も発生していますが、これを乗り越えることがシェア向上の絶好の機会となるので、事業部門の協力を得ながら社員全員でがんばっていきます。
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