中-粗用「EG型ブレーカ」
30°の大きなすくい角を有する波状特殊すくい面形状と、刃先強化したランド形状により、チタン合金加工時のクレータ摩耗や、耐熱合金加工時の境界損傷など、難削材加工特有の工具損傷を大幅に抑制します。特に、中-粗領域の難削材加工で、優れた切りくず処理性と耐摩耗性を両立するため、幅広い難削材に適用できます。
仕上げ用「EF型ブレーカ」
すくい角を切れ味重視の20°とし、刃先からブレーカ壁までの距離を非常に狭くさせたため、仕上げ領域での切りくずカール径を非常に小さくすることができ、従来品に対し大幅な切りくず処理性の向上を実現します。加えて、切りくずによる仕上げ面への悪影響も併せて抑制できるため、美しい仕上げ加工面を得ることができます。また、新設計の規則的な溝形状を付けたすくい面形状により、切れ味と刃先強度を確保し、突発的な切刃欠損を防止し、工具の安定長寿命を実現します。
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