お客様の需要が刻々と変化するなか、
社内外の関係部門と連携を取りながら営業活動を推進
住友電工(上海)電子線製品有限公司(略称SESH)は、上海の空の玄関である浦東国際空港から車で30分程の市内北東部に位置し、電子ワイヤー、フラットコンポーネント製品の製造・販売を行なっています。
私は2011年7月にSESHに赴任し、おもに電子機器や電気自動車に使用されるフィルム型電池の部材の営業を行なっています。具体的には、新規市場・顧客開拓といった拡販、売上計画立案、納期・価格交渉、債権回収などですが、エレクトロニクス業界は最終製品の売れ行きにより、需要が刻々と変化します。そのため、社内の製造部門や日本・世界各国の関係拠点と連携を取りながら、顧客要求に即した生産体制に都度見直し、利益を出せるようにコントロールしていくための幅広い活動が要求されており、非常にやりがいを感じています。
一方で、所得水準が上昇している中国の沿海部では、近年人件費高騰や人材確保難の問題も出てきています。SESHでもますます複雑化する事業環境のもと、効率的な経営が求められていますが、全社員一丸となって売上・利益の拡大に向け取り組んでいます。
また、社内業務では日本語・英語がかなり通じますが、円滑な意思疎通や現地社会への理解を深めるためには中国語の習得は欠かせないと考えており、毎週末語学学校に通って勉強中です。
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