住友電工硬質合金貿易(上海)有限公司(SHMS)は、住友電工100%出資の切削工具の販売会社として2004年10月に設立されました。販売製品は、日本のハードメタル事業部のほかに、アライドマテリアルやわれわれの中国の製造拠点であるSCT(天津)やSHMC(常州)から仕入れ、特約店販売網を使って中国国内7,000社以上のお客さまに販売しています。 |
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世界一の自動車生産国中国で7,000社以上の顧客に切削工具の販売、売上過去最高を更新し続ける中国・SHMSからのレポートです。
【レポーター】
副総経理
鍵谷 夕
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今後の課題は中国の自動車メーカーでの知名度向上
SHMSは中国市場に切削工具の販売をおこなっています。売上げは2008年のリーマンショック時には落ち込みましたが、回復の速度は他地区より早く、ここ数カ月の売り上げは過去最高を更新し続けています。ご存じの通り、中国は自動車の生産/販売が急成長し、2009年に世界第1位となり、2012年はなんと1,900万台を超えました。当社製品はもともと自動車メーカーに強く、日系自動車メーカーにはよく使用されていますが、中国の自動車メーカーでの知名度はまだまだです。ここでの知名度向上がSHMSのさらなる成長の鍵を握っています。私は技術統括副総経理ですが、Project Management Group(PMG)というチームの責任者でもあります。このPMGは各ユーザーがもつ新規プロジェクトに計画の段階から参画し、機械メーカーと協業することで、大きなシェアを獲得することをミッションとしています。急拡大を続ける中国自動車生産設備投資に対応し、昨年も大手自動車メーカー数社から大型案件を獲得することができました。今年もさらに獲得案件を増加させるべく、日本と米国にある自動車部品加工用工具設計部門と協力していきます。
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■現地スタッフの紹介
李 欣(リ キン)
こんにちは、SHMS北京支店の李欣です。2007年4月に営業として入社してから今月で7年目に入ります。北京支店の部下4人と長春事務所の部下3人をまとめ、華北東北地区の超硬工具の販売に日々頑張っています。自身のキャリアを磨きながら部下とともに成長し続け、更に住友工具を拡販し、この大きな中国市場での住友ブランドを拡めていきたいと思います。また、支店所在地の北京市は中国政府の中心ですが、美味しい北京ダックと白酒(一般的に飲むのはアルコール度数は52度)と、世界遺産である万里の長城が世界的に有名です。時間があれば、是非北京にお越し下さい。
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李 海蘭(リ ハイラン)
みなさん、こんにちは! 私はSHMSで総務人事主任をしている李海蘭と申します。今年で入社7年目になりました。最初5、6人しかいなかった従業員が、現在は70名以上になり、会社の成長とともに自分も成長してきました。発展しつつある中国市場の中、SHMSもさらなる発展をし、従業員100人以上の大きな会社になれると確信しています。SHMSがいつまでも明るくてよい職場であるよう、総務人事部の役割を最大に果たし、活躍していきたいと思います。
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【現地レビュー】最先端と古き良き伝統が共存する都市 上海
発展めざましい上海
ニュースなどでも報道されているように、中国のなかでも特に上海は急速に発展している都市です。上海の浦東地区には101階建ての高層ビル「上海環球金融中心」が立ち(高さ492mで世界3位)、空港から市内へは世界で唯一の商業運転をおこなう、時速430kmのリニアモーターカーが走ります。また南京西路とよばれる通りは、高級ブランドや日本でも人気のファッションブランドが林立し、活気にあふれています。
旧正月の花火と爆竹
中国では大晦日の夜に花火と爆竹を鳴らす習慣があり、上海でもその文化は根強く残っています。夜の12時ちょうどに一斉に上がる花火は圧巻です。高層ビルの間であろうが関係なく打ち上げられます。(一部地域は規制されますが)。翌日の早朝には一斉に燃えカスの掃除がおこなわれます。昨年の回収量は上海市だけで1,200トン。すさまじい量です。
小籠包がおいしい
上海料理というと上海蟹が有名! でもそれ以外にも日本人にとって美味しい料理といえば小籠包です。写真は上海で最も有名な店の一つ「南翔饅頭店」で、20個入りで20元(約250円)、安い! です。ちなみに上海の観光地である豫園の中にある店舗では、毎日長蛇の列です。
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会社概要
名称 |
住友電工硬質合金貿易(上海)有限公司
上海本社、北京、大連、重慶、広州、長春、成都に支店 |
設立年月 |
2004年10月 |
事業内容 |
超硬、CBNおよびPCD切削工具の販売 |
代 表 者 |
川本 高彰 |
従業員数 |
76名 |
日本人駐在員数 |
12名 |
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