住亜貿易（深圳）有限公司（略称SEAC）は、光部品・情報通信・特殊線・半導体・特殊材料、電力関連製品などの販売会社です。本社は深圳市にあり、北京・上海・武漢に事務所があります。2011年からはスマートグリッド分野の企画をおこなっています。調達を支援するIPO（International Procurement Office）部門（深圳）や、光ファイバ融着機の保守センター（北京）も持ち、調達・企画・販売・保守のすべての事業サイクルにわたって住友電工グループの中国事業展開を支援しています。

光部品や情報通信製品などの販売会社として、住友電工グループの中国事業展開を支援する中国・SEACからのレポートです。

【レポーター】
電力・光通信・市場開発営業部
経理 角矢 慎

多岐にわたる部門の営業として、顧客の財務内容を把握、受注活動に邁進

  私は2012年5月にSEAC上海事務所に赴任し、情報通信分野（光ファイバや光ファイバ融着機）、電力・導電分野（ワイヤーロッドや電力ケーブル付属品）、特殊材料（半導体、ヒートシンクなど）の営業を担当しています。光ファイバ融着機や電力ケーブル付属品は、通信会社や電力会社などに直接納入するケースは少なく、工事会社や中国のケーブル会社に納入することが多いです。お客さまの売上状況の確認に加えて、各社の在庫状況や財務内容をつねに把握し、受注活動に役立てるよう心がけています。1カ月のうちの半分は出張し、北京や深圳などの沿岸都市だけでなく、重慶・西安・昆明などの内陸部の顧客を訪問することもあります。出張先では顧客や代理店との会議の後に、お酒を飲みながら交流することが多いです。日本と同様、中国ではお酒を通じたコミュニケーションが、非常に重要と感じます。また、コミュニケーションのうえでは現地の言葉の習得が重要ですが、SEACには英語や日本語が上手なスタッフが多いこともあり、中国語の勉強はなかなか進みません。中国語の習得が2013年の目標です！

■現地スタッフの紹介

会社概要

名称	住亜貿易（深圳）有限公司
設立年月	2008年2月26日
事業内容	光部品、光ファイバ融着機、光機器製品、光ケーブル、電力ケーブル製品などの販売
代 表 者	増池 克弥
従業員数	65名
日本人駐在員数	4名