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広報誌 SEI WORLD 2013年

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SEI WORLD 2013年 06月号(vol. 429)

小型多心光ファイバ融着接続機「Handy Splicer TYPE-201シリーズ」

当社は、世界最小・最軽量でありながら、優れた高速接続特性、耐環境特性を有し、光ファイバ接続工事の効率アップに寄与する小型多心光ファイバ融着接続機「Handy Splicer TYPE-201シリーズ」を開発、本年4月より販売を開始しました。

■製品データ
発売開始時期 2013年4月
 

小型多心光ファイバ融着接続機「Handy Splicer TYPE-201シリーズ」ってなに?

  「Handy Splicer TYPE-201シリーズ」は、好評いただいている小型融着接続機TYPE-25eシリーズの後継機種で、世界最小・最軽量(770g)のコンパクトボディで、高速接続機能はもとより、様々な作業環境や操作性にも配慮した製品です。また今回新たに融着接続時間14秒、加熱補強時間40秒と、小型機として世界最速クラスの融着接続時間を実現、インターネット保守機能もつき、インターネットを経由したファームウェアの更新や遠隔リモート保守が可能になりました。

 

どんなところに使われているの?

  光ファイバ融着接続機は、幹線系工事やFTTx接続工事で使われています。特に、右の写真のように電柱間の架空光ケーブルなどの接続工事では、限られた作業スペースで効率よく、かつ容易に操作できる光ファイバ融着接続機のニーズが高く、当社の製品はご好評をいただいています。

■技術者に聞きました
小型多心光ファイバ融着接続機「Handy Splicer TYPE-201シリーズ」を開発する上で難しかったことはなんですか?

SEIオプティフロンティア(株) メカトロ製品部  伊藤 謙輔

  光ファイバ融着接続機は、限られたスペースで効率よく作業するために小さく軽いことが求められていますが、ほぼ屋外での作業となるため耐環境性(防塵・防滴・耐風)も重要視されています。このため、埃や水滴、風の浸入を防ぐために構造が複雑となり、従来の設計では小型、軽量化との両立が困難でした。TYPE-201シリーズでは部品の形状や配置を従来製品から大幅に見直しました。また作業での取り扱い性を向上するために全高を低く抑えた低重心構造を採用し作業性が向上しています。

当社製品のどういった点がお客様に喜ばれていますか?

  当社は、「ハンディシリーズ(融着接続機、関連工具類)」として、光ファイバケーブルの様々な接続工事をサポートする製品をラインアップし、ご好評をいただいています。またハンディシリーズの使い易さの点でもお客様にご満足いただいています。TYPE-201シリーズではその使いやすさを更に追求し、直観的で分かりやすい操作性を実現するためタッチパネルを採用しました。更に非熟練作業者でも不安なく作業できるように操作やメンテナンスをアシストするヘルプ動画機能を搭載しお客様に喜ばれています。

WEBサイトURL http://www.optigate.jp/Handy_Splicer_TYPE-201.pdf
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