■技術者に聞きました
小型多心光ファイバ融着接続機「Handy Splicer TYPE-201シリーズ」を開発する上で難しかったことはなんですか?
光ファイバ融着接続機は、限られたスペースで効率よく作業するために小さく軽いことが求められていますが、ほぼ屋外での作業となるため耐環境性(防塵・防滴・耐風)も重要視されています。このため、埃や水滴、風の浸入を防ぐために構造が複雑となり、従来の設計では小型、軽量化との両立が困難でした。TYPE-201シリーズでは部品の形状や配置を従来製品から大幅に見直しました。また作業での取り扱い性を向上するために全高を低く抑えた低重心構造を採用し作業性が向上しています。
当社製品のどういった点がお客様に喜ばれていますか?
当社は、「ハンディシリーズ(融着接続機、関連工具類)」として、光ファイバケーブルの様々な接続工事をサポートする製品をラインアップし、ご好評をいただいています。またハンディシリーズの使い易さの点でもお客様にご満足いただいています。TYPE-201シリーズではその使いやすさを更に追求し、直観的で分かりやすい操作性を実現するためタッチパネルを採用しました。更に非熟練作業者でも不安なく作業できるように操作やメンテナンスをアシストするヘルプ動画機能を搭載しお客様に喜ばれています。
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