近年、情報通信のデータ量の増大に伴い、光通信ネットワークではより高速(高ビットレート化)で、かつ一度にたくさんの信号を送ること(DWDM(※1)化)が求められています。これらを実現するために、光伝送装置には様々な波長の光を選択することができ、かつ、高速で信号を送ることのできるコヒーレント光通信(※2)が可能なモジュールが必要とされています。
今回、当社独自の波長可変レーザ技術を用いて、96の波長が選択可能で、かつ100Gbps以上の速度で伝送可能なコヒーレント通信を実現するiTLA(※3)の製品化に成功し、「96チャネル波長可変レーザモジュール」として本格的な量産を開始しました。
本iTLAの技術をベースに、高出力特性に優れた次世代小型波長可変光源(Micro-iTLA)を2014年度に製品化していきます。
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