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広報誌 SEI WORLD 2013年

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SEI WORLD 2013年 09月号(vol. 432)

96チャネル波長可変レーザモジュールの供給開始

iTLA

  近年、情報通信のデータ量の増大に伴い、光通信ネットワークではより高速(高ビットレート化)で、かつ一度にたくさんの信号を送ること(DWDM(※1)化)が求められています。これらを実現するために、光伝送装置には様々な波長の光を選択することができ、かつ、高速で信号を送ることのできるコヒーレント光通信(※2)が可能なモジュールが必要とされています。

  今回、当社独自の波長可変レーザ技術を用いて、96の波長が選択可能で、かつ100Gbps以上の速度で伝送可能なコヒーレント通信を実現するiTLA(※3)の製品化に成功し、「96チャネル波長可変レーザモジュール」として本格的な量産を開始しました。

  本iTLAの技術をベースに、高出力特性に優れた次世代小型波長可変光源(Micro-iTLA)を2014年度に製品化していきます。

※1DWDM:
Dense Wavelength Division Multiplexing
高密度波長分割多重方式。波長の違う複数の光信号を同時に利用することで、光ファイバを多重利用する方法。
※2コヒーレント光通信:
光の強弱ではなく、光の波としての性質を利用し、光信号を送る手法。光源として、狭スペクトル線幅特性が求められる。
※3iTLA:
Integrable Tunable Laser Assembly 波長可変レーザアセンブリ

 

伝送デバイス事業部

 
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