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広報誌 SEI WORLD 2013年

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SEI WORLD 2013年 09月号(vol. 432)

コミュニケーション

社長 松本正義

  先月8月は、国内外136のグループ会社を迎えて5年ぶりに開催した「グループ・グローバル表彰大会」にはじまり、毎年この時期に恒例となっている「役員合宿」。そして月末には、日本とアジアのグループ会社マネージャーを対象とした研修「グローバル・リーダーシップ・プログラム」での講話と報告会、お取引先との相互信頼と連携を深める場「グループ・パートナーズ・ミーティング」と、当社グループの大きなイベントに出席いたしました。

  いずれも、方針などを明確に示し、相互コミュニケーションによって課題や問題認識を皆で共有し、次の目標に向けた取り組みのスタートを、円滑かつ勢いよく切ることが大きな目的です。

  しかし、一口にコミュニケーションと言っても、効果的な実践が大変難しいことは、皆さまも実感されていることかと推察いたします。組織内コミュニケーションに限ってみても、最初のちょっとしたボタンの掛け違いが大きな問題となり、組織の活力をそぐことにもなりかねません。

  元々風通しが良い当社も、グローバルに組織が拡大したことに加え、人材のダイバーシティ(多様性)が進展しており、私もことあるごとに、社内に緊密なコミュニケーションを要望しており、事務局では試行錯誤しながら、いろいろと工夫を凝らしています。

  冒頭にご紹介したイベントは、フォーマルな式典と少しカジュアルな懇親会という二部構成で、さまざまなお話も聴くことができ、盛会裡に終わることができました。

  インターネットによる選挙運動が解禁された先日の参院選は、盛り上がりに欠けた、との論調が多かったようですが、今後徐々に活発化してくるものと思います。“言うは易し、行うは難し”ですが、フェイス・トゥ・フェイスと情報通信技術の双方をうまく組み合わせて使うことが肝要ではないでしょうか。

 

社長 松本正義

 
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