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広報誌 SEI WORLD 2013年

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SEI WORLD 2013年 11月号(vol. 434)

工場向け光配線ソリューション「FTTF」

住友電工システムソリューション(株)が提供する、工場向け光配線ソリューション「FTTF(Fiber To The home solution for the Factory)」。高速データ通信にも対応可能で、高速・高機能・高信頼性で障害に強いネットワークソリューションとして、お客様からご好評いただいています。

■製品データ
発売開始時期 2004年1月
 

工場向け光配線ソリューション「FTTF」ってなに?

  工場向け光配線ソリューション「FTTF」は、光ファイバによる一般個人宅向けのデータ通信サービスであるFTTH技術を、会社の生命線となる工場系ネットワークへカスタマイズしたソリューションのことです。

FTTFと従来配線の増設工事の一例

 

工場向け光配線ソリューション「FTTF」の特長は?

  これまで従来の配線方式では、高価な増設工事費、乏しい拡張性などが問題でした。配線設計における当社独自のノウハウにより、将来を見据えたシステムの増設や増速など、さまざまなニーズにこたえることができ、柔軟性と拡張性が高い点が特徴です。また光ケーブル心線を任意の場所に分岐することもでき、移設や増設が短工期かつ安価にできます。

  さらに当社が開発したネットワーク監視装置「FTTH-Manager」は、工場の生産にも影響を及ぼすようなネットワーク障害が発生した場合でも、管理担当者がPC上で故障部位を容易に特定することができ、すみやかなシステム復旧に貢献します。

■技術者に聞きました
どのような経緯で当ソリューションが開発されたのですか?

住友電工システムソリューション(株)スマートエンジニアリング事業部エンジニアリング部エンジニアリング1課技術チーム  竹田 雄

  工場インフラで主流だった10BASE5では、任意の位置にトランシーバを取り付け容易に増設・移設が可能というメリットがありました。10BASE5の老朽化とネットワークの高速化に合わせてインフラが光ケーブル化していく中でも、このメリットは残したいというお客様からの要望で当ソリューションが生まれました。

当社製品のどういった点がお客様に喜ばれていますか?

  管理者の方からは、従来と比べて管理負荷を大幅に削減できたと喜ばれています。構成がシンプルかつセンター集約型のため、障害発生箇所の特定が容易でネットワーク停止時間を最小限に抑えられたこと、増設・移設の工期が従来型と比較すると大幅に短くなり、生産ラインへの影響を軽減できた、他部署との調整にかかる工数を大幅に削減できた、といった声もいただいております。また、幹線ケーブルをループ型にした物理冗長構成を採用していただいたお客様には、スター型で物理冗長した場合と比較して非常に安価で強固なインフラを構築できたと喜ばれています。

WEBサイトURL http://www.seiss.co.jp/products/system_construction/case_01.html
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