ついこの間まで「猛暑、クールビズ」だったはずが、先月になると急に冷え込み、秋を愛でる間もなく町は冬の装いになりました。「日本の四季」という昔ながらの季節感とは異なる、振れ幅の大きな気候になってきているように感じられます。
今年の日本は、豪雪に始まり、猛暑、豪雨、竜巻、過去最大級の台風襲来などが相次ぎましたが、これらは日本に限ったことではなく、フィリピンを襲った巨大台風のように、最近、世界各地で異常気象が相次ぎ、甚大な被害をもたらしています。もはや「普通」になりつつある異常気象の多くは、地球温暖化が遠因ではないかとも言われています。
地球温暖化抑制には温室効果ガスの削減が必要と考えられ、化石燃料に代表される既存エネルギーの利用効率化・削減と、太陽光など再生可能エネルギーの活用技術の開発が急がれています。しかし、その他にも、人間の生活はさまざまな形で環境に負荷をかけていることもご承知の通りです。
当社では、持続可能な社会を構築していくために、事業活動における環境負荷の低減を進めるとともに、環境に配慮した製品・サービスの提供を通じて社会に貢献したいと考えております。今月号でも、タングステンのリサイクル、太陽光発電や洋上風力発電を支える製品に関するニュースを紹介しておりますので、ご一読下さいますと幸いです。
ところで、先月の関西実業団対抗駅伝競走大会で当社陸上競技部は第4位に入賞し、新春1月1日に開催される全日本実業団対抗駅伝競走大会、いわゆる「ニューイヤー駅伝」への初出場が決まりました。これもひとえに、皆様から頂戴した激励・応援のおかげであり、この場を借りて御礼申し上げます。元日もぜひご声援下さいますと幸いでございます。
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