一般社団法人大阪発明協会が主催する大阪優秀発明大賞は、大阪発の優秀な発明などを表彰することにより、大阪の地域活性化・科学技術の発展を図り、発明活動を奨励することを目的としたものです。
今回受賞した発明は、社会の大きなニーズである自動車の燃費改善に貢献するオイルポンプロータの歯形の設計手法に関するものです。この設計手法を用いてポンプの小型化、高吐出量化を実現し、さらにはロータの寸法最適化によりポンプを駆動させる力(駆動トルク)を低減、2011年から自動車低燃費技術の最先端を走るハイブリッド車で実用化されている点も評価されました。また、自動車分野以外にも多くの分野のポンプ設計に適用可能であり、省エネ、省資源などへの対応も期待されています。
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