Sumitomo Electric Wiring Systems, Inc.(略称SEWS)は、米国におけるワイヤ-ハーネス関連部品の製造・販売拠点として1986年に設立されました。
現在、自動車用ワイヤーハーネス、エレクトロニクス機器、電子ユニット、コネクタ、ハーネス用部品を製造・販売しており、拠点は、米国だけでなく、カナダ、メキシコに20か所以上あります。
北米で自動車用ワイヤーハーネスビジネスの拡大に日々邁進する、SEWSからのレポートです。
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製品紹介
ワイヤーハーネスは自動車の神経系統や血管として働き、乗用車を始めトラック・オートバイ・トラクターにも使用されています。最近はハイブリッドカーや電気自動車向けの新製品も開発しています。ハーネスの原材料である電線の製造には住友電工の100年以上にわたる伝統技術が海を渡って脈々と受け継がれています。
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グローバル展開
SEWSはメキシコ工場を中心にハーネス製品の製造をおこない、米国の主要なカーメーカーに製品を納めています。アジア各国の住友電工関係会社からの輸入量も非常に多く、最近では欧州との取り引きも始まり、太平洋や大西洋をまたいで躍動しています。
和を以て貴しと為す
車もハーネスが切れると何もつながらないのと同じく、事業を進める上でみんながつながった輪(和)であることが大事です。これが日本の精神です。さまざまな国の人々の良さを学び、そして日本の良い所も伝え、それらをミックスして新たなものを作り出していくことが大切です。州も国境も海も越えて、今日も一致団結しています!!
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■現地スタッフの紹介
Chris Gonzalez(クリス・ゴンザレス)
私は生産企画部に所属し、アジアからの製品輸入の管理および新規車種の生産立ち上げにおいて中心的な役割を果たしています。地球の反対側に位置するアジアの各拠点と時差・言語・文化の壁を乗り越え、一丸となれることに仕事のやりがいを感じています。私は幼少期を日本で過ごしましたが、地元の秋祭りや運動会などが大切な思い出であり、その時の経験がSEWSにいる日本人と現地スタッフの架け橋となっていると感じています。
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Ann Howard(アン・ハワード)
みなさん、こんにちは!私はSEWSに入社して11年目です。ケンタッキーの本社経理で資金管理を担当しています。全米のすべての支払いを本社で集中管理しているので、仕事は毎日忙しいですが、休日は家族や友達といつも楽しく過ごしています。私が住んでいるケンタッキーは、牧草地のブルーグラスで有名で、美しい農場や湖、洞窟など自然の見所がたくさんあります。ぜひ来てください!!
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【現地レビュー】さまざまな顔をもつアメリカ大陸
スポーツ大国アメリカ
SEWS各拠点(デトロイト、オハイオ、テネシー、テキサスなど)には米国の4大スポーツ(アメフト、野球、バスケ、アイスホッケー)のチームがあり、駐在員もシーズン中は米国人と一緒にエキサイトしながら観戦しています。レッドソックスの優勝時には同僚の米国人から「ウエハラはGreatだね!!」と握手を求められました。
大学スポーツも全米で大人気。バスケシーズンの3月は“March Madness”とよばれています。
さまざまな虫との戦い
とても興味深い虫が多くいます。日本では見たことがない奇妙な虫たちが家に侵入してきたりすることもあります。テキサスではコオロギを1年間に100匹退治した人や、掃除機でサソリを吸って退治したと話す駐在員もいます。
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会社概要
名称 |
Sumitomo Electric Wiring Systems, Inc. |
設立年月 |
1986年6月 |
事業内容 |
自動車用ワイヤーハーネスおよび関連部品の製造・販売 |
代表者 |
谷 信 |
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