当社と日立造船(株)は、電解型バラスト水処理装置「ECOMARINE®-EC」を共同開発してきましたが、このほど、IMO(International Maritime Organization、国際海事機関)が「活性物質を利用するバラスト水管理システム承認のための手順(G9)」で定める基本承認(BA)を取得しました。
両社は、2012年12月に「エコマリン技術研究組合」を設立し、当社のフィルター技術と日立造船(株)が有する電解技術ならびに舶用事業における知見を最大限に融合させ、環境への負荷が少ない低消費電力で高性能な電解型バラスト水処理装置「ECOMARINE®-EC」(定格処理量500m3/h)を開発してきました。
本装置は、本年5月より実船での船上試験を行っており、2015年夏にIMOのG9最終承認(FA)を取得し、2015年秋には国土交通省の型式承認を取得することを目指しています。
また、当エコマリン技術研究組合は、2015年度を目標に事業形態を合弁会社に移行させ、本装置および当社が開発中の紫外線型バラスト水処理装置「ECOMARINE®-UV」の販売を開始する予定です。
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