【現地レビュー】中国経済と文化の心臓部、世界屈指の経済都市 上海
上海市とは
上海市は中国東部に位置する直轄市の一つで、世界でも有数の経済都市です。人口は2,400万人超といわれており、19世紀以降の外国資本の流入以降、経済発展にともない滞在外国人も増加、うち日本人は出張者などもふくめると10万人が滞在しているとも言われています。気候は比較的穏やかですが、夏は猛暑日、冬は冷え込むこともあり、短い春秋の過ごしやすい時期が恋しくなることもしばしばです。
歴史と発展が融合した街
近年の目覚ましい経済発展と2010年の上海万博を経て、浦東地区の超高層ビル群などを中心として、上海市の姿は急激にそして日々様変わりをしています。そんな時代を先取りした雰囲気を身にまといつつ、一方では少し歩けば昔ながらの伝統的な街並みに巡り合うことができたり、租界時代の西欧風の建造物を数多く残している様相は、まさに歴史と発展が融合した非常に魅力あふれる街と言えます。
中国といえば……
ズバリ連想する動物としてパンダ(熊猫)を挙げる人も多いと思いますが、わざわざ遠くに行かずともここ上海でもパンダを見ることができます。上海市には「上海野生動物園」があり、パンダやホワイトタイガーなどのめずらしい動物をはじめ約200種を観賞することができるほか、動物による中国名物の雑技には胸がときめき、笑顔が咲くことでしょう。ただ、甲子園球場の約30倍という非常に広大な敷地を誇る園内を巡るには、相当の体力が必要ですね。
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