SEEL(Sumitomo Electric Europe, Ltd.)イタリア支店の前身はユーディナデバイス(株)の欧州拠点として設立されたEudyna Device International 社で、2009年にSEELイタリア支店として再編されました。従来からの光通信用レーザー製品や携帯電話ネットワーク用無線デバイスの技術対応や販売に加え、2014年4月にJPS((株)ジェイ・パワーシステムズ)社の製品を中心に扱う電力ビジネス部門も発足しました。
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欧州全域、ロシア、中東の通信機器メーカーへの拡販活動の拠点SEELイタリア支店からのレポートです。
【レポーター】
イタリア支店
大西 康臣
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情報通信分野のみならず、電力分野の営業活動にも注力
SEELイタリア支店は、ミラノにあります。ミラノといえば、ミラノ・コレクションでも知られるファッション産業の中心ですが、大手通信機器メーカーの中枢機能が集積する地域でもあります。
私たちは、光通信用レーザー製品、無線用デバイス製品などの営業拠点として、通信機器メーカーへ緊密なサポートを提供しつつ、欧州全域、ロシア、中東を対象に拡販活動をおこなっています。
また、今年4月からは新メンバーも加わり、従来の情報通信分野のみならず、電力分野の営業活動にも注力しています。
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■現地スタッフの紹介
Simone Bozzi Pietra(シモーネ ボッツィ ピエトラ)
こんにちは、セールスエンジニアのシモーネ・ボッツィ・ピエトラです。
2010年10月に入社し、素晴らしい住友事業精神の下、売上拡大に精一杯がんばっています。3年半の間に苦楽をともにした日本や世界各国の同僚は、今や私の大切な友人です。この実感があるからこそ、私はこの仕事が好きでもっとがんばりたいと思えます。
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Fiorella Sacchi(フィオレラ サッキ)
こんにちは、オペレーションを担当するフィオレラ・サッキです。
2009年にユーディナに入社してすぐ再編を経験しましたが、この変化を通して自分のスキルが改善され、支援してくれた日本人の同僚達とも親密になれました。
私は日本が大好きで、日本映画をよく観ます。またACミランのファンで趣味は読書やダンス。夏場はミラノの街角探索も楽しみです。
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【現地レビュー】歴史と伝統を重んじる国 イタリア
日常のあいさつ
この国では伝統的に年長者を敬い、人生の大事な局面では親に意見を求めるそうです。また、日常ではあいさつが大事。職場で、エレベータで、ショップで、スーパーのレジで、誰かれなく会えば「ボンジョルノ」や「チャオ」とあいさつが交わされるのも、イタリアの素敵な一面です。
個々を尊重するイタリア文化
コンビニが見当たらない、日曜日はお店もほぼ休み、日本人が暮らすには少し不便を感じることもありますが、その背景にある、みだりに新しきを良しとせず、おおらかで個々を尊重する文化には、気づかされるものもあります。
イタリア人も自国の料理を愛してやみません。温暖で肥沃な土地で育った野菜やお肉を使った新鮮でシンプルな料理は、地元のワインに良く合います。
ミラノのドゥオモ(大聖堂)は、完成までに500年を費やした世界最大のゴシック建築で、その荘厳さに圧倒されることはあっても幻滅することはありません。
ミラノにある同教会では、レオナルド・ダ・ビンチの傑作「最後の晩餐」が見られます。
雄大なアルプス、美しい高原が連なるドロミテなどの自然に加え、水の都ベネチア、食の都パルマ、ローマ遺跡を擁するヴェローナ、中世の海洋国家ジェノバなど、北イタリアには悠久の歴史と文化を誇る街が多く連なります。
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会社概要
名称 |
Sumitomo Electric Europe, Ltd.
(Italy Branch) |
設立年月 |
2009年7月24日 |
事業内容 |
光通信用および無線通信用デバイス製品、電力関連製品の販売、新規事業開発 |
代表者 |
黒田 滋 |
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