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広報誌 SEI WORLD 2014年

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SEI WORLD 2014年 08月号(vol. 443)

窓用高透明省エネフィルム リフレシャイン™ TW32

  夏場に窓から差し込む熱い日射や、冬場に窓際で生じるヒヤッとした冷気。フィルム1枚でその両方を緩和するリフレシャイン™で、夏は涼しく、冬は暖か。消費電力を抑えつつ、快適な住環境・オフィス空間を提供します。

■製品データ

発売開始時期 2012年10月
生産拠点 日本
 

リフレシャイン™ってなに?

  透明性が高い窓用フィルム「リフレシャイン™」は、室内の明るさを保ちながら遮熱と断熱を実現します。窓ガラスの内側に貼り付けるだけで、夏には屋外からの太陽光の熱(近赤外線)を約60%カットし、冬には暖房器具で暖めた室内の熱(遠赤外線)が外へ流出するのを約70%抑制します。これにより、「夏は涼しく、冬は暖かい」快適な室内温度を保つことができ、空調の使用を抑え、年間を通して空調の省エネやそれに伴うCO2排出量の削減に貢献します。全国的に節電対策が求められる昨今、リフレシャイン™は、一年を通じて、省エネ・節電効果を発揮します。

 

どんなところに使われているの?

高透明で採光性が高く、明るい居室空間を提供するリフレシャイン™

  高い採光性と遮熱・断熱効果の求められる学校や医療・介護施設のほか、工場やオフィス、鉄道車両などに使用され、日常の幅広いシーンで、人々が過ごしやすい空間を生み出しています。

■技術者に聞きました

東海ゴム工業(株)リフレシャイン事業室  吉田 勝彦/東海ゴム工業(株)リフレシャイン事業室  山下 大輔

開発でどんなところに苦労しましたか?

  窓用省エネフィルムには、雑巾拭きなどに耐えられる表面の傷付き防止性や耐食性が必要ですが、熱線反射膜の上に保護膜を形成すると、暖房熱である遠赤外線を反射せずに吸収してしまうため、断熱保温性と実用レベルの耐久性の両立は難しい課題でした。そこで当社の高分子材料配合技術や接着技術を駆使し、従来にない新設計の保護膜を開発することで断熱保温性と耐久性をクリアすることができました。

リフレシャイン™のどういった点がお客さまに喜ばれていますか?

  リフレシャイン™ TWシリーズは、業界唯一の高い実用性を有した窓用遮熱・断熱フィルムとして好評をいただいております。年間を通して空調省エネ効果、窓際の住環境改善が得られる手軽なリフォーム商品として喜ばれております。

東海ゴム工業(株)は2014年10月1日より、商号を住友理工株式会社に変更いたします。

WEBサイトURL http://www.tokai.co.jp/refle-shine/lp/index.html
 
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