今回開発した製品の特長とは?
アンテナ部に、巻線コイルに代えてFPCを採用することで、業界初の超小型・薄型化を実現しました。
送信・受信アンテナ双方にFPCを用いており、FPCの特長である屈曲性、柔軟性を活かし、巻線コイルを使った給電モジュールでは、不可能だったU字部や屈曲部への搭載も可能です。
当製品は、電磁誘導方式(※1)を採用しています。電磁誘導方式では、位置ずれなどが起こった際、伝送効率が低下し、発熱する可能性がありますが、当社品はこの対策として、温度モニターによる給電制御機能を付け、温度上昇時には送電を自動的に停止します。
当社は、送受信モジュールの設計から製造まで対応しています。小型化には、特に送受信のバランスを考慮した設計が必要となっており、送受対向で最適化されたモジュールを提供します。
※1電磁誘導方式とは、非接触電力伝送の方式の一つで、送電側から供給された電力エネルギーが空間を介し、受電側に磁束を発生させ、電力を流すことができる方式です。
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