開拓精神にあふれた環境下、ビジネスの本質を「信用確実」と認識し、日々取り組み
ICSは米国カリフォルニア州サンノゼにあります。同州は、かつて人々が一攫千金をめざしたゴールドラッシュに象徴されるように、元来、開拓精神にあふれています。
特にサンノゼ周辺部は、いわゆる“シリコンバレー”として知られており、かつてはその名の通り世界でも最先端の半導体技術が生まれ、コンピュータ産業が、栄えた地域でした。
今では、インターネットサービス・ソフトウェア関連の革新的なIT技術が産み出される世界屈指のイノベーション拠点として、世界でも名だたる企業が本社を構えています。
私は、2012年9月にこのエキサイティングな環境下のICSに赴任しました。新規・融合分野で事業創出支援活動が活発化するなかで、現地スタッフの増強をはじめとする陣容強化や、業容拡大にともなう各種ビジネスルールの制定・整備などの組織体制・業務基盤の構築全般を担っています。また、住友電工グループが真にシリコンバレーで存在感を持って活動していく上では、地域社会に認められた“内側”の住人となる必要があるため、インターンシップ・各種イベント活動をはじめとした地域の大学・団体などとの交流活動を企画運営しています。
激しい変化と競争にさらされて極限のデジタルビジネスの世界に思われがちなシリコンバレーですが、そのビジネスの本質は“信用確実”であり、場所・時流を越えた真理であることをあらためて認識し、日々取り組んでいます。
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